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グラス・シップ







■自由を愛する孤高のモンスター

【風と共に現れ、風と共に去っていく、モンスター界の吟遊詩人】

海から吹く風がどことなく優しいそんな日に、どこからともなくグラス・シップはやってきます。 とても優しい音色を奏で、人間だけでなくモンスターたちの心にまで安らぎを与えながら、まるで草原をすべるがごとく。

いったい彼はどこから来たのか、そして何処へと向かうのでしょうか?

古から、人々はグラス・シップを幾つもの詩に詠んできました。 悠々と草原を進む姿が描かれた壁画まで発見されています。

“彼は”、なにものにも縛られない自由の象徴だったのです。“彼が”奏でる美しい旋律は、エデンを離れ、好奇心の赴くまま自由に漂いはじめたときの記憶を蘇らせてくれるのです。

【謎に包まれたその生態】

グラス・シップは一度に複数体で発見されたことがありません。それゆえ「地上に一匹しかいないんだ」と考えている人々もたくさんいます。

彼の卵を見た者はいません。彼の死骸も発見されたことがありません。それゆえ「太古から生き続けているんだ」と考えている人々も少なくありません。

彼には敵がいません。あの クリープ・ノーズ や、ロック・ジェリー でさえ、なぜかグラス・シップには襲い掛かろうとしないのです。それどころか彼の奏でる旋律に酔いしれているようなのです。


悠々と草原を進む『グラス・シップ』の姿


■これが 『グラス・シップ』 だ!



@:音響器官1

メロディーを奏でる際に、高音部を出す器官。近くで見ると常に振動しているのが解る。

A:音響器官2

同じく、中音域を出す器官。身体を震わせることでビブラートをかけているようだ。

B:音響器官3

大地を振動させることで、重低音を出す器官。最近の調査ではこの振動がクリープノーズなどの凶暴なモンスターを大人しくさせていることが解ってきた。

C:音響器官4

この網状の器官を震わせることでストリングスのような音を出す。

D:触手

移動の際これを使って方向展開を行なったり、身体を擦って汚れを取ったりする。捕食自体が観測されていないので、捕食活動に使われるのかは不明。

E:吸気・排気器官

ここから空気を取り入れたり排出させたりして移動しているようだ。通常は人間が歩く程度の速度で進む。




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「けさらんぱさらん」は「理系おやじ」のための「不思議発見」サイトです。ビワの木に生息する謎の生き物「ケサランパサラン」についての研究論文(笑)も掲載されています。