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明瞭な地層の模様、まるでナイフで切り取ったような滑らかな壁面、はじめてこの崖を見たときはその美しさに呆然となったのを覚えています。上の写真は20世紀の終わりに安物のデジカメで撮影したもので不明瞭なのですが、残念ながらこの崖を撮影した写真はこれしか残っていないのです。

この地は福島第一原子力発電所から5キロと離れていない場所であるため、現在はこの地を訪れることができません。しかしこの素晴らしい風景をいつかきっと見ることができるとワタシは信じています。



【思い出深い崖なのです】

福島県から茨城県にかけての太平洋沿岸は実に見事な崖が数多くあります。しかしその中でも この馬の背岬は美しさの点でナンバーワンでしょう。こんな美しい崖が自然の力で造られるのですから、改めてその圧倒的な威力に驚くほかはありません。

某サイトでは、崖の上からキャスティングができると書いてありましたが、高いところが苦手のボクににはそんな恐ろしいことはとてもとてもできるものではありません。高さで目がくらみたとえ獲物が小魚でも、崖の下へと引き落とされてしまうでしょう。 (原発事故以前も)「危険、立入禁止」と説明しているサイトもあったくらいです。(後述するようにボクはこの崖の上に立ったことがあるのですが)

崖を見るのと長距離ドライブが大好きなボクは、以前はよくこの地を訪れました。晴れた日の紺碧の空と海、 まるでサラブレットのような滑らかな崖、白い荒波が押し寄せる砂浜、幻想的で雄大なこの風景は、ボクに強烈なパワーをくれたのです。

21世紀初頭(こういう表現好きだなぁ)、現在も勤める企業に再就職したのですが、この崖を独りで訪れ(車で上まで行ける)海に向って決意表明をしたことがあるのです。はい、ボクはかなりのナルシストなものですから。。

そのとき、ちょうど節分の季節だったので、近くのコンビニで恵方巻が売っていました。確かその年の恵方が東とか東北とか東南とか、要は崖から海を見渡す方角だったので、崖の上で海に向って仁王立ちし、コンビニで買った恵方巻にかぶりついたことを覚えております。おかげで今も仕事は順調です。

またあるとき、当時付き合っていた女性を連れてこの地に崖を見に行ったとき、浜辺に車をとめて崖を眺めていたら車がスタックして動けなくなってしまったことがありました。

そのときは、地元の運送業者の人や通りすがりの近所の人たちが助けに来てくれて、ロープでボクの愛車を引き上げてくれたのです!皆で力を合わせて車を引き合えてくれたときの地元の方々の真剣な表情や、無事車が引き上げられ、ひたすら頭を下げ礼を言うボクや連れの女性に対して浮かべたと照れくさそうな笑顔を今でもボクは忘れられません。

いつの日かきっとこの地が復活するのを信じています。そしてこの地を訪れ、再びこの崖の上に立ちたいものです。

【アクセス(今は行けません)】

崖とドライブが好きな人なら、まずは常陸のあたりまで車で来てそこから国道6号線を北上し、福島に入ったら、海岸線を走る道を探しながらさらに北上していくと、美しい崖が沢山見れて嬉しくなります。

特にひたちなか近辺、小名浜近辺は崖の名所なのです。

でも、「他の崖なんて興味が無いよ、ただこの馬の背岬に来たいだけだ」と言う人は普通に常磐自動車道の常磐富岡ICまで来れば良いです。そこから馬の背岬までは20分ぐらいのはずです。

※福島第一原子力発電事故のため、現在ではこのあたりがどうなっているのかよく解りません。当然、通行が許された場所以外には立ち入りはできません。




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「けさらんぱさらん」は「理系おやじ」のための「不思議発見」サイトです。ビワの木に生息する謎の生き物「ケサランパサラン」についての研究論文(笑)も掲載されています。