【バナナとワニとを無造作につなげた名称にクラっときた】

伊豆の『熱川バナナワニ園』に行ってきた。

なにより『バナナワニ園』と言葉に惹かれてしまった。念のために書いておくが『バナナワニ』というモノは存在しない。あくまでもこれは『バナナ園』と『ワニ園』とのコラボ施設であることを表現している言葉なのだ。

『バナナ・リンゴ園』ならボクは驚かない。『ワニ・カメ園』だって同様だ。 それらの組み合わせには『果物同士』『爬虫類同士』という共通項があるからだ。 それでも『・』は必要だろう。そうでないと『バナナリンゴ』という新種の果物が展示されているのか、なんて思ってしまう。実際に『ワニガメ』なんていうカメも存在するのだし。

それなのにこの施設の名称は『バナナワニ園』なのだ。『・』すらないのだ。 『バナナ』と『ワニ』という『分類学上、何も共通項が見出せない組み合わせ』が、平然としかも『・』すら存在させずに共存しているのだ。

こんな名称を考えた人は絶対に『理系おやじ』ではないだろう。調子こいた『文系野郎』に決まっている。

“&”があるので、英語表記だと普通に理解できるのだが。

【バナナワニで気付いた理系脳と文系脳】

もしかしたら文系のヤツ等はこう言い訳するかもしれない。「バナナもワニも、ともに熱帯地方に生息するじゃないか」と。

そんなことは理系であるボクだって当然理解している。理系をナメるな!(なぜムキになっているのだ、自分よ!)

しかし、“熱帯をテーマにした施設を作るので、熱帯をイメージしやすい名称を並べた”のであれば、せめて(百万歩譲って)『バナナ・ワニ園』にするのが『理系脳』だろう。

そういう『理系脳』と『文系脳』の違いについては、ワニそのものの区別表記についても顕在化していることに、この『熱川ババナワニ園』を散策していて気がついたのだ。

【アリゲータとクロコダイル】

ワニには大きくわけて『クロコダイル』と『アリゲーター』がいるのだが、その違いについて説明した、上のような看板があった。

親子連れの他の来場者たちはこれを見て、みんな「ああ、なるほどぉ」と納得していたが、それはきっと彼らが『文系』だからだ。

理系であるボクには、この看板はまったく納得できない。それについて下記に理由を掲載する。

看板の説によるとこれは『クロコダイル』で、一番上の写真は『アリゲーター』なのか?

【理系脳はこう考える】

平均的な『理系おやじ』はこの看板を見て次のように考えるはずだ。

「なぜ下あごの4番目の歯が、ワニの種類によって外に見えたり見えなかったりするのだろうか?」「それは生息している環境による違いなのか? どんな環境の違いがこの違いを生んだのか?」「もしかしてエサの違いが歯の構造の違いを生んだのか?」「そもそもクロコダイルとか、アリゲータとは、どういう意味の言葉なんだろうか?」

つまり、この看板に書かれたことは、決して『納得』などできる情報ではないのだ。

おかげで『熱川バナナワニ園』から帰ってきて以来、ずーっと興味も無いワニについて調べている。ちなみにボクは理系だが、そもそもワニになんかには全く興味なんて無い。でもあんな看板の内容だけでは気持ち悪くてしょうがないので、ああ、今日も眠れない・・・。

ま、しかしこういうことを調べさせる動機付けをしてくれたのだから、熱川バナナワニ園には感謝しているよ♪

どちらにせよ、ワニは怖いぞ!

バナナワニ園の法則: 名称を知っただけで、全てを理解した気になる文系が羨ましい。