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写真の『あわび釜飯』は、ご主人自らが店の前の海に潜り採集した あわびを使って調理したものです。そのご主人が 「最近あわびが小さくなり、収穫量も落ちてきている」と嘆いていました。

ご主人はその理由を『山が枯れてきたから』と分析していました。





【あわびで想う環境保全】




日本においては生活圏に面した山や森はすべて、焚き木取りや山菜の収穫など『人間が係わる事で作り上げてきた二次森林』です。ゆえに、余分なツルや下草などが取り除かれ、広葉樹と針葉樹とが共存した環境が構築されていました。

それが近年、山で生活する人が激減し、千葉の山でも 『下草が伸び放題で木々の幹も細く、ツタが絡みあった鬱蒼とした森林』が目立ってきているのだとか。このご主人はそういう森林の状態を『山が枯れてきた』と表現されているのです。

『山が枯れてくる』と『海へ流れ込む水の質』も変化し、アワビの収穫に悪影響を与えているのだと、熱心にご主人は語ってくれました。

【最近『生』よりも『火を通したもの』が好きになってきた件】


『調理のメンドクササ』においても、『アワビの釜飯』は『活きアワビ』『焼きアワビ』の比ではありません。もちろんメンドクサイから偉いというだけでなく、釜炊きすることで味わいが増し、ご飯との相互作用も相まって至高の存在になるというわけです。

そして、トドメが錦糸卵と紅ショウガと青海苔の存在です。 これら『トッピング三原色』によって味覚と視覚両方の3次元的な広がりが増してくるのです。

これに比べれば『活きアワビ』なんて、単にキャピキャピした10代アイドルみたいなものです。ま、キャピキャピアイドルも悪くはないですが。。。

今後ボクが年齢を重ねるごとに、この『あわび趣味』がどう変化しいくのか、楽しみでもあります(最近『煮あわび』に傾倒してきた)。そのためにも『山が枯れる』のを防ぎ、豊かな自然を守っていきたいものです。



参考サイト:鴨川市観光協会
Kamogawa city tourism association


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「けさらんぱさらん」は「理系おやじ」のための「不思議発見」サイトです。ビワの木に生息する謎の生き物「ケサランパサラン」についての研究論文(笑)も掲載されています。