白亜の灯台が照らす白亜紀の遺産「犬吠埼」

犬吠埼と言えば「東映映画のオープニングの波のシーンの場所」としても有名ですが(誰に?ww)、ここは日本でも珍しい「白亜紀の岩石が露出している場所」なんです! 恐竜を連想させる「白亜紀」という単語が、犬吠埼の岩々を更に勇ましくカッコ良く見せてしまうわけです♪《この場所を紹介しているYoutube動画もご覧になってください》

 

1.整備されたジオパーク

明治7年(1874年)にイギリス人技師リチャード・ウェル・ブラントンの設計で建てられた灯台。「日本で最も早く日が見られる」というキャッチフレーズがあるようです♪ 犬吠埼灯台/公益社団法人 燈光会

写真左手には、海岸に沿って伸びる、奇岩や美岩を鑑賞できる素敵な散歩道があります!

 

海岸近くまで降りる階段から眺めた図。奥にはボクには無縁の高級ホテル「銚子グランドホテル」があります♪

 

海岸沿いを走る散歩道はこんな素敵なトンネルを潜って進みます♪

この辺りは「銚子ジオパーク」として設定されています。銚子ジオパーク推進協議会のサイト

白亜紀つながりで恐竜のオブジェが!  閉館してしまった「犬吠埼マリンパーク」。

 

2.バライティに富んだ岩石群

周りは赤茶色のゴツゴツした岩なのに、彼らだけ白くてシュっとしていました♪

 

なんとなく「亀の甲羅」っぽい岩♪

 

これぞ「白亜紀 浅海堆積物」! 詳しくは 犬吠埼の白亜紀 浅海堆積物/文化遺産オンライン

 

縦方向に切り立つタイプ。

 

横方向に堆積しているタイプ。

 

銚子グランドホテル脇からの眺めが一番気に入りました!

 

3.地球が球体であることを実感

「地球の丸く見える丘展望館」の屋上からの景色です。ここから日の出を眺めたらさぞかし感動的なんでしょうねぇ♪公式サイト/銚子市観光協会

ボク的は「地球が丸く見える・・・」という標記の方がスッキリする気がしなくもないです・・・。 

恋愛シミュレーション「アマガミ」は銚子が舞台らしいです

 

 

Youtubeチャンネル「日本の秘境をゆる〜く探検」にアップしたこの場所の動画です

銚子ジオパークは「犬吠埼灯台近辺」だけでなく、銚子半島の南側にも「千葉県最古の岩と言われる千騎ケ岩(せんがいわ)」や「文字通り犬の形をした犬岩」、そして長さ4〜50mもあり「東洋のドーバーとも呼ばれる屏風ケ浦」などもあるようです。

次回は是非そっち側も「ゆる探検」してみたいと思います♪

 

【車でのアクセス】

東関東自動車道大栄IC→東総有料道路→国道126号→県道286号→254号経由で約1時間