【東十条限定の地元グルメ】

京浜東北線の秋葉原駅から赤羽駅あたりまでの区間は、路線の東側と西側とで大きく趣が異なってる。

神社仏閣、お屋敷跡地が残る西側に反して、東側は今も昭和の香りが残るワンダーエリア。『からし焼き』もそんな場所で生まれた料理なのだ。

一見すると煮込みのようだが、そうじゃない。豚肉を炒め、それを取り出し同じ鍋で豆腐を炒め、豚肉を戻してタレを入れて味付けをし、最後にスライスしたネギとキュウリを添えたものなのだ。はじめて食べた人にとっては、驚きの味わい深い料理だと思う。

特筆すべきはタレを入れた後に入れる摩り下ろしニンニクの量がハンパではないこと。そして粉唐辛子や生姜、秘伝のタレやスパイスなど、使っている調味料も多種多様なのこと。 それらが見事に融合し合い、甘み・辛味・旨みによる立体的な味覚世界を構築しているのだ。


【オジサンになって良かったと思える瞬間を演出する料理】

適度に辛くて食べ応えもあるので、 学生時代なら、明らかに『からし焼き』一皿でご飯おひつ1杯いっちゃったと思うなぁ!

今だと、からし焼きをあてに明るいうちから独りで酎ハイを呑むのが至高のひと時だったりする。こういうことはやはりオジサンになってからこそ似合ってもんだ。よかった、オジサンになれて。そんな感じの料理です♪