【『中津川芋』という幻の芋がある】

この中津川芋、武田信玄の家臣が落ち武者となってこの地に逃げたときにもたらしたという説や、日露戦争で捕虜になった秩父地元の方が終戦後にロシアから持ってきたという説などが残る、実に興味深い食材なのだ。

味的には普通のジャガイモよりも香ばしく歯ごたえもあり、密度が高い感じだ。 なんとなくサツマイモと栗とジャガイモを足し合わせたような食感と言えるかもしれない。

上の写真は、道の駅『大滝温泉』のスタンド式の売店で売られていた『中津川芋入り焼肉サンド』だ。ボクはこの付近によく釣りに行き、その度にここには寄るのだが、最近ではいつも閉まっていて、ちょっと残念。くれぐれも閉店なんかしないで欲しいなぁ。

この『中津川芋入り焼肉サンド』以外にも、秩父地方では下の写真のような芋団子や、串焼き芋などが販売されている。

ただし秩父地方では『味噌をつけた芋料理』が郷土料理なので、それらが全て『中津川芋』とは限らないので要注意だ。というか『中津川芋』は三峰神社よりも奥に行かないとほぼ食べることができないと考えたほうが良いだろう。まさに『幻の芋』なのだ。