【世界一大きい鯛焼き】

デカイということはそれだけで価値があると思っている。 それはボクが幼少のころから身体がデカかったことと無関係では無いだろう。

そんなわけで、甘い食べ物はあまり好きじゃないのだが、世界一大きいと銘打たれた鯛焼きを見に行ってきた。

この垂れ幕は伊達じゃない。

28センチのボクの靴とシリコン型との比較。


【デカイ人はデカイ物が大好き】

小学校に上がる前、テレビでは『ジャイアントロボ』が流行っていたが、『大作少年』ではなく『ロボ』がボクのヒーローだった。しょっちゅう「ヴァ」とか言いながらドスンドスンと歩いていたものだ。

小学生時代には『タイガーマスク』が大好きだったが、やはりヒーロはタイガーマスクではなく、ジャイアント馬場さんだった。ノートに『ボクの考えたジャイアント馬場の新必殺技』をいっぱい書きまくっていたっけ。

高所恐怖症にもかかわらず高い建物も好きで、 小学生時代から『東京タワー』『霞ヶ関ビル』などに意味も無く昇っていたし、『サンシャイン60』の工事現場では年をごまかして働いていた程だ。

更に、30歳前半までは、ドカ盛りカレーライスとか、草履みたいなステーキとかを食べるのが大好きだったのだが、おかげで強度の痛風になってしまった。そんなわけで、現在は『料理に関するデカ萌え』は押さえているのだが、今でもとにかく“デカイものが大好き”なのは変わっていない。

そんな中、先日この『世界一大きな鯛焼き』のことをある人から教えてもらった。 そもそも甘いものがあまり好きではないのだが、作っているところを見てみたいという衝動には逆らえず、『丸子峠鯛焼き本店』へ行ってきたという次第なのだ。

この店の鯛焼きのサイズは3種。それぞれ60センチ、26センチ、16センチだ。 どのサイズも尾ひれの形状に躍動感があって、なかなかステキなのだ!


【デカイと、それだけで楽しい】

こんなデカイ鯛焼きなので作り方も豪快だ。 巨大な『鯛型』に『タネ』を『ヒシャク』で入れ、それが固まってくると、 今度は餡子を大きなコテで何回にも分けて、それこそ、 洗面器一杯ぐらいを詰め込んでいくのだ。もう、凄すぎて見ているだけで笑ってしまうぐらいだ♪

一匹あたり3.5キロもあるとのことなので、ひっくり返すのも一苦労。上から板を載せて、壊さないように下の焼き型ごとヨイショっとひっくり返すのだ。

当然食べるときも、切ってから手に取るしかないので、不定形のグンニョリしたものを、指や口の周りを餡子まみれにしながら皆で食べるという、実に学園祭てきな楽しさを演出してくれるのも嬉しい。

折角来たので一番小さい『普通サイズ』を食べたのだが(一番デカイのは要予約)、 餡子が美味いのに驚いた。大豆の風味が実に豊かなので、甘いものがチョイ苦手なボクにも好きになれる味だった!

つまりこの店の鯛焼きは“サイズだけが売りのショーマンスタイル”などではなく、“ストロングスタイルの上品さと実力とを持ち合わせている”ということなのだ。まさに往年のジャイアント馬場さんのようではないか!