拾ったドングリからクッキーを作ってみる

【縄文エッセンスを手に入れる】

 大まかに言うと「縄文時代」というのは 今から数千年前に終期を迎えるまで “1万年以上も続いた時代” で、 たいへん豊かなデザインの土器や土偶、装飾品などが作られ、“ヒスイに穴をあける” という “当時の諸外国では無しえなかった技術力” や、 日本全国に貿易を行うといった “広範囲の流通網” を持ち、小規模ながらすでに稲作も行われ、さらには、 老人や障がいを持つ人を介護するといった社会性も持ち合わせた、かなり洗練された文化・文明を持っていたようです。

 縄文人たちは自然を崇拝すると同時に、自然の力を積極的に取り入れてきました。そうした「自然との融合」が上記のような「洗練された文化・文明」の源だったような気がします。 こうした縄文人の精神性の中に、現在のボクらにとって必要なエッセンスが含まれているような気がしませんか? しますよねぇ? 絶対にしますよ!

 そのために今回ボクがやってみたことが、「縄文時代の人が食べていたドングリのビスケットを作って食べてみる」ということなのです!

先日、散歩してきた「武蔵関公園」で、大量のドングリを発見! こいつを使って「ドングリ・ビスケット」を作って食べるぞ!

【ドングリ・クッキーの作り方】

 実際に縄文人から聞くわけにはいかないので、自分なりに「ドングリ・ビスケット」の作り方を考えてみました。

 言葉にすると簡単で「ドングリの皮を剥く」「アク抜きのために重曹と一緒に何度か茹でる」「さらに柔らかくなるまで(お湯だけで)茹でる」 「すりつぶして練る」「ビスケットの形に伸ばす」「オーブンで焼く」、これだけです。

  しかし実際にやるとなると最初の「ドングリの皮を剥く」という作業がかなり骨が折れるのです。 愛用の LEATHERMAN のペンチでまずは殻をつぶし、その後ナイフで革を剥いていくという作業なのですが、 これを両手いっぱい分のドングリに繰り返していくのはある意味、修行でした♪

 皮さえ剥ければあとは簡単。この時ボクは「潰して練る」のを、縄文チックに写真のような「石鉢」を使ったのですが、 フードプロセッサーなどと使えば、もっと簡単に、そしてもっと上品なクッキーになると思います。だけど、やっぱり石鉢でつぶして作った 「ゴリゴリ感」があるクッキーの方が、より縄文チックですよね♪

LEATHER JUICE /こいつは小さくて持ち運びに便利。渓流釣りのときなどは現地で内臓とエラを抜いておくために使用。かなり使っていますがこれは二代目。旧タイプなので現在はネットショップには無いようですが、色も可愛いいし復活して欲しい。

便利な石臼/どこで購入したか忘れた。いつもはホールスパイスをすりつぶすのに使用。重曹で茹でると色がかなり黒くなってくる。この後、もう一回、重曹で茹でたので実際はもっと黒味が増した状態ですりつぶしました。

【ドングリ・クッキーを食べてみた】

  腹を壊してはいけないかなと、重曹でのアク抜きを3回もやったので、ドングリ自体がかなり黒くなってしまいました。 なので焼きあがったドングリ・クッキーがかなり黒っぽく写っていますが、特に焦げているわけではありません。

 肝心の味ですが、当然砂糖などは入れていないので、素朴な味でボソボソとした触感でした。ボクは「穀物の素朴な味」が大好きで 「釜揚げうどんをタレにつけないで食べる」ほどなので、この手の味は結構好きです。メイプルシロップをかけてもみましたが、これなどかなりイケると思います。

  縄文人のパワーを取り入れるためにも、毎年、ドングリシーズン(いつなんだ?)には食べてみたいですねぇ。胃腸が丈夫で、めったなことではお腹をこわすことが無いと自負している方は、チャレンジしてみてください。

縄文クッキーを食べた後、目を閉じるとこんな景色が浮かんできます♪

縄文人のデザイン感は、本当にすごいなぁ。もっと縄文について調べてみたいです。