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料理器具の販売で有名な『合羽橋商店街』は『合羽橋』であるにもかかわらず、町のいたる所に『河童』のオブジェが立ち並んでいます。

これは“音が同じ”という語呂合わせなのかと思っていましたが、どうやらそれで気ではないようなのです。

『合羽橋』は『河童橋』でもある、ということについて説明します。




■合羽屋と河童の共同作業



曹源寺の河童堂にて展示(要予約)



川太郎の墓/「てっぺんへ手向けの水や川太郎」と刻まれている。

東京は浅草の隣にある合羽橋。昔このあたりは水はけが悪く、大雨が降ると洪水に悩まされていたとのことです。そんな時代、地元に住む合羽屋の川太郎さんという方が、自腹を切って治水工事を行ったことで、はじめて住みやすい土地になったということなのです。

そして、この治水工事において、大活躍したのがたくさんの河童たち。 以前、川太郎さんに助けてもらったことのある大川の河童たちが、川太郎への恩返しとして、左の写真のように一生懸命 工事を手伝ってくれたのだとか。

つまり合羽橋の『カッパ』には“合羽屋さんが作った”であると同時に“河童たちが作った”という両方の意味が含まれているのとのことなのです。 だから合羽橋に河童がいてもなんらおかしくないということなのです。

このときの資財を投げ打って治水工事をした合羽屋の川太郎さん(このネーミングはチトやらせっぽいですが・・)のお墓は合羽橋本通沿いにある 曹源寺(通称かっぱ寺) に今も残っています。

よく見ると墓石の上部に“お皿”がついています。合羽屋さんがいつのまにか河童になってしまったというわけなのです♪

■河童寺にはお宝がいっぱい


一番上の恐ろしい河童は、『かっぱ寺』の『河童堂』に祀られた『河童大明神』の絵。河童大明神は商売繁昌・火水難除などに霊験著しい神様で、御真言である「オン・カッパ・ヤ・ソワカ」を21回唱えることで祈りを捧げるのだそうです。

そして河童堂には上の『河童工事の絵』だけでなく、『河童の手のミイラ』や水木しげる先生や手塚治先生をはじめとした『著名人が描いた河童の絵』なども祀られています。

河童堂の見学は要予約です。


河童の手のミイラ/箱の蓋には「水虎之手」と書かれていた。
水木しげる先生の河童

この方が描けばそれが本家になってしまう。それくらい価値のある絵だと 思います。

手塚治虫先生の河童

さすが神様の絵。ドテラ姿が実に良いです。


■合羽橋で河童を探してみる




合羽橋道具街には実に多くの河童モニュメントがありますので、それは別途『合羽橋で河童を探す』というページで紹介していますので、是非、ご参照ください。

ここでは合羽橋を散歩する際のお供として最高の『かっぱステーキ』を紹介しておきます。これは『さがみ屋』というお肉屋で製造販売されており、肉の赤身と白身とを渦を描くように巻いて串に刺して焼いたEasyfoodです。

以前はこのお店のサイトには、実に楽しい河童物語(実際にこの話と連動したオブジェが合羽橋には点在しています)が掲載していましたが、残念ながら今は見当たらないようです。

曹洞宗:東京都台東区松が谷3-7-2
Sougenji Temple:3-7-2 Matsugaya,Taitou-ku,Tokyo



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