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ボクは隅田川のほとりに住んでいたことがあります。江戸時代の中心河川だった隅田川は、かつての河童の名所であり、いくつもの河童伝説が存在していたのです。しかし昨今では住民の心の中から河童は消えてしまっているようです。

しかし岩手県遠野市では、まだ河童が頑張っているのです。「捕獲許可証」を発行するのはちょっと乱暴な気もしますが、「身近に河童がいる生活」というのは実に楽しそうですねぇ。



【遠野市公認の『カッパ捕獲許可証』を手に入れたのだが】



地元で見つけた酒



河童寺の有名な「カッパ狛犬」

ボクとしては「河童を捕獲したい」という気持ちはありません。 どちらかというと「お友達になりたい」が近いです。ま、あまりベタベタした付き合いは苦手なので、「カッパ淵近辺で出会ったときなども、互いに軽く目で挨拶する程度の仲」が望ましいですね。

それでも年に数回、月がとても綺麗な晩などは、「軽くやる?」みたいな感じで「キュウリを肴に月を愛でながら酒を呑み人生を語り合う」なんて関係になりたいなぁ。

それじゃ「何で捕獲許可証なんて手に入れたんだ」ということになりますが、そんな心の矛盾は別の機会に解析してみたいと思います。

河童の正体としては「川に捨てた水子説」から「水辺で生活する異国人説」までいろいろあるようですが、ボクは「かつては繁栄していたが、今や衰退してしまった人間とは違う知的生物」なんじゃないかと睨んでいます。

つまり「河童と一緒に酒を呑む」というのは異文化交流そのものだと思うのです。

交流を持ちたいのであれば、「人間文化の押し付け」や「過度な干渉」はダメです。「捕獲許可証」をチラチラさせながらうろついていたって河童と出会えるはずもありません。

次に遠野に来たときには「河童たちと車座になってキュウリを肴に酒を呑み交わしているイラスト」を掲げ、うろついてみることにします、もちろん酒とキュウリをたくさん持って。

【さすがは日本を代表する河童の聖地】


遠野で最も「河童が居そうな場所」はやはりカッパ淵です。カッパ淵は別名「河童寺」として有名な常堅寺の隣にある小川で、観光客が少ない時間帯は結構いい雰囲気を醸し出している場所なのです。

そしてこの常堅寺の名物として忘れてならないのが、左上の写真の「カッパ狛犬」。頭にお皿があって、その中には水が溜まり、お賽銭が投げ込まれていました。苔がむして「相当昔に作られたんだろうなぁ」感がとても素晴らしいです。

遠野地方の河童のデザインは右の写真のようなものがメインなのですが、このデザインは(特に目の辺りや口の形は)、カッパ狛犬か取られているような気がします。

河童との交流をホンキで考えているなら、この「カッパ淵」近辺に宿を取り、早朝や夕暮れ時に、この辺を一人でぶらつくべきでしょう。もちろん件のイラストと、酒とキュウリを持参して♪




【宮沢賢治要素も取り入れていた】



河童の色が赤茶色なのがポイント。興味のある方は柳田國男の「遠野物語」を読んでください。



遠野駅から見える建物の壁にも先生が!

遠野を「河童の聖地」と書きましたが、一般的には宮沢賢治先生の地元として有名な場所です。

遠野駅の周りには「イギリス海岸」など宮沢賢治先生ゆかりの場所や関連施設がいくつもありますので、こちらはこちらで別途紹介していきたいと尾思います。

そんな宮沢賢治風味の町ですから、当然、河童とのコラボもあるわけです。

かっぱ寺近辺で撮影した左上の写真は有名な『下ノ畑ニ居リマス』(羅須地人協会の玄関にある黒板に書かれていた言葉)のパロでしょう。

宮沢賢治先生クラスになると、河童との酒盛りぐらい軽くクリアーしていたのでしょう♪


この『カッパ捕獲許可証』は 伝承園にて入手可能

岩手県遠野市  土淵町土淵6-5-1
0198−62−8655


このサイトには他にも河童ネタがあります♪

『合羽橋が合羽で河童な理由』

『合羽橋に河童を探しに行く』



万里の長城でヤツ等と出会う

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つちのこと共存する村
「けさらんぱさらん」は「理系おやじ」のための「不思議発見」サイトです。ビワの木に生息する謎の生き物「ケサランパサラン」についての研究論文(笑)も掲載されています。