【高尾山には天狗よりもっと凄いのがいる!】

はじめに言っておくと、高尾山は 744年開山以来の霊場で、今でも修験者が厳しい修行を続けている硬派な山なのだ。“遠足で行った山”などと、ナメてもらっては困る。

だから山頂近くの『高尾山薬王院』にそびえ立つ二体の天狗像も『ゆるさ』や『可愛らしさ』など微塵も発していない、マッチョイズム全開なのだ。

彼らの、人間の首など軽くねじ切れそうな力強い前腕を見て、「さすが修験者の象徴は違うなぁ」って思う方もいらっしゃると思うが、ここ高尾山にはもっと凄い存在がいらっしゃるのはご存知か。屈強なこの二体の天狗さえ『高尾山の守護神』の従者にしか過ぎないのだ。

その『高尾山の守護神』こそ上の写真の中央に君臨するお方。“外国のあらゆるものを独自の解釈で吸収し、融合・改造することで破格レベルのものを作りあげる日本独自の文化”すなわち『魔改造』によって生み出された最高・最強の存在なのだ。

こいつが『小天狗』、いわゆる『カラス天狗』だ。別に『小さい』わけではないぞ!

こいつが『大天狗』、二体とも可愛らしさなど全くの無縁なのだ。

【これぞ最高神、高尾飯縄大権現様だぁ!】

上の写真が“魔改造によって生み出された超ハイブリッド神”とボクが勝手に呼んでいる『高尾山飯綱大権現様』だ。

細かいことはさて置き、超ハイブリッド度合いを列挙しよう。

@不動明王の要素: 右手に持つ“悪を断ち切る”『降魔の剣』、左手に持つ“魔物を縛り上げたり、苦しむ衆生を救い上げる”『羂索』およびコスチューム。

Aカルラ天の要素: くちばしと翼、そして背中の火炎。

Bダキニ天の要素: 白狐に乗っている。

C歓喜天の要素: 形態には特に表れていないが、富貴を授け疾病を除き夫婦和合、子宝を授けるなどのご利益は歓喜天からのものらしい。

D宇賀神の要素& E弁財天の要素: 両手両足に巻きついている蛇はこの二神を表しているらしい。

このように六神が融合して誕生したのが『高尾山飯縄権現様』なのだ。当然、それぞれの神さまのご利益や能力はそのまま持っているので、ほぼありとあらゆることを叶えてくれる凄い神さまに違いない。

高尾山山頂の『高尾山薬王院』(これも寺であると同時に神社というハイブリッド!)には『高尾山飯縄大権現様』の仏像(というか神像というか)が祀られているのだが、これは一般人には非公開の秘像。

「本物は見れない」というところも、『高尾山飯綱大権現様』の凄さを一層際立たせている。

なにはともあれ、願い事ならばまずは『高尾山飯縄大権現様』だ。これは『けさらんぱさらん研究所』では常識中の常識だ!