【八百屋の娘を玉の輿に乗せた神】

徳川5代将軍綱吉の母、桂昌院はもともとは八百屋の娘だったのだが、 それが春日局の目にとまり3代将軍家光の側室となり綱吉を生むことになる。

まさに絵に描いたような『玉の輿』だ。 そんな桂昌院が熱心に信仰していた狸=福寿神が『シュタインズゲート』 の“柳林神社”のモデルとなった『柳森神社』に現在は祀られているのだ。

【おたぬき様をゲットせよ!】

もともと『狸』には「他抜き」つまり「他を抜く」という語呂合わせもあり、 立身出世の象徴に用いられる場合が多いのだが、 特に柳森神社の狸像は、八百屋の娘から将軍の母親にまで上りつめた桂昌院に信仰されていたという実績も加わり、効果倍増なのだ! 出世や玉の輿を狙っているOL達の参拝が後を絶たないのだとか♪

さらに『玉の輿』という言葉も桂昌院が語源であるという説もあるようだ。八百屋の娘時代の桂昌院の元の名前は『お玉』だったのだとか。そういう意味でこの神社こそ“玉の輿のための神社”と言えるだろう。

下の写真が桂昌院が崇拝していた福寿社に祀られている狸像=福寿神像らしい。石の磨り減り具合からもだいぶ年代がかっている。

オタクの聖地、秋葉原にある神社に、肉食系女子が参拝するというのは、実に興味深い♪

柳森神社では、左下写真の親子の狸像の御守り『おたぬき様』を手に入れることができ、肉食系女子の必須アイテムとなりつつあるようだ。(神社の売店は閉まっていることが多いが、神社向って左手にあるお店で入手できる)

また、この神社には下の写真のように、他の狸の像もいくつかある。普通、狸の像といえば、大福帳と酒の入った徳利を持ち編み笠を被ったユーモラスなものを想像するが、さすが狸の聖地、その姿も個性的で神々しい♪

祠の中に祀られた福寿神

柳森神社の狸像

柳森神社の狸像