一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●肉食系女子のご用達お守りを手に入れた♪


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1.八百屋の娘が将軍の母になった

徳川5代将軍綱吉の母、桂昌院はもともとは八百屋の娘だったらしいです。いろいろ異説はあるようですが、それが春日局の目にとまり3代将軍家光の側室となったのだとか。

その後、後の5代将軍となる綱吉を生むことになるわけで、まさに絵に描いたような『玉の輿』ストーリーですよね。

そもそも「玉の輿」という言葉も(諸説あるようですが)、桂昌院の「八百屋の娘時代の名前が『お玉』だった」ことに由来しているなんていう説もあるようです。

そんな桂昌院が熱心に信仰していたのが福寿神で、それが「オタクの聖地」である秋葉原にある「柳森神社」に祀られていると聞いて、早速見に行ってきたわけです。

神社の中には祠があって、その中をのぞくと、下の写真のような石像が祀られていました。これが桂昌院の信仰していた福寿神なのでしょうか?

この柳森神社ですが、桂昌院にちなんで、「玉の輿を目指す肉食系女子達」に、密かに信仰されているとか、いないとかww

アキバはオタクの聖地であると同時に肉食系女子の聖地でもあるようですねぇ。

石の磨り減り具合からもだいぶ年代がかっていることが読み取れます。

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2.福寿神とはどんな神さまなのか?

そもそも福寿神ってどんな神様なのでしょう?

軽い気持ちで調べてみたのですが、実はよく分からないのです。福寿神でググっても、すぐに「狸」と出てきて、そもそもどういう神様で、それがなぜ「狸と同一視」されたのか、ボクには全然見えてきませんでした。

ま、それほど興味があるわけでもないので(w)、その理由は放っておきます♪

民間信仰的には、もともと『狸』には「他抜き」つまり「他を抜く」という語呂合わせからか、立身出世の象徴に用いられる場合が多いようなのです。ま、これが福寿神の根本概念だとすると、単なるダジャレか? ってことになってしまいますよね。

ま、先にも書いたように、柳森神社の狸像は、八百屋の娘から将軍の母親にまで上りつめた桂昌院に信仰されていたという実績がありますから、単なるダジャレ以上の効能はありそうです。

また、この神社には下の写真のように、他の狸の像もいくつもあります。

普通、狸の像といえば、大福帳と酒の入った徳利を持ち編み笠を被ったユーモラスなものなのですが、さすが狸の聖地です、その姿も個性的で神々しいじゃありませんか♪

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3.狸チャームが静かな話題に♪

柳森神社では、上の写真にある「親子の狸像の御守り『おたぬき様』」を手に入れることができます。

これが密かに「肉食系女子の必須アイテム」になっているという噂もありますが、本当なのでしょうかねぇww。

このお守り、神社の売店で購入できることになっていますが、この売店はたいていの場合閉まっているのです。ただ、神社に向って左手にあるお店で購入できますので、そちらを当たってみてください。

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4.アニメの舞台にもなった柳森神社

アニメにもよく登場した橋。

この「柳森神社」は、アニメ(とゲームで有名な)「シュタインズゲート」の中で、超重要な場所である「柳林神社」として登場してきます。おそらくこれはアキバっぽい人たち(w)にとっては常識でしょうね♪

ただ、念のために行っておきますが、実際の「柳森神社」には、(実は男性である)巫女さんなんていませんのであしからず。当然、土蔵の中に「IBN 5100」なんてものも保存されていません。なんのことか分からないって人は、是非、シュタインズゲートをご覧になってくださいませ♪