古墳と言えば「仁徳天皇陵」を思い浮かべ「関西が古墳の中心だ」と思っている人も少なくないと思います。 しかし「圧倒的な数の古墳は関東地方にあった」らしいじゃないですか!そんな「関東の古墳群」の中でも特に有名なのが「さきたま古墳群」なのです。
昨今「埼玉をディスる(w)映画」が流行りましたが、なんということか、埼玉には「東京がまだ葦が繁る湿地帯だった頃」から、メチャ凄い文化が根付いていたんですねぇ! (2023年9月16日に遊びに行ってきた報告です)
さきたま古墳群は公園化されていて駐車場がなんと無料! で、敷地がかなりデカいので、折畳み自転車を車に積んで探索に行くのが正解ですよ♪
円墳の「丸墓山古墳」です。街中にある「仁徳天皇陵」は周りを歩いても「古墳」であることを認識できませんが、こういう「野原にある古墳」はその形状が分かって面白いですよね。上に登れる古墳もあるんですよ!
前方後円墳の「稲荷山古墳」です。ここも上に登れます。
この日はかなり暑い日で直射日光も厳しかったのですが、涼しい季節であればかなり楽しいサイクリングコースになるんじゃないかなって思いますねぇ。実際、この日も本格的なロードバイクで楽しんでいる方々もいらっしゃいました。
秘密基地ゴッコには最適な場所だと思いますよ!
残念なことに、さきたま古墳公園の「メインの博物館」は改装中で入れなかったのですが、上の写真の「将軍山古墳展示館」は無事開いていました! 「将軍山」という名称がかなりキテてますよね♪ 見た感じ「古墳の中に作られた展示館」のようですが、どうなんでしょうねぇ?
入り口近くに置いてあった「等身大よりもちょい大きい銅像」です。凛々しい顔かたちが良いですねぇ!
稲荷山古墳から発掘された金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)と命名された剣です。剣身の両面には金で装飾された銘文が刻まれていて、「辛亥年」(西暦471年)に「ヲワケの臣」(または「ヲワケコ」)が「杖刀人首」(「杖刀人」の親方)として「ワカタケル大王」(雄略天皇)に仕えたことを示す内容らしいですよ!
実際こんな感じで偉人が葬られていたようですねぇ。
埼玉にこんな古墳群があるなんてちょっと驚きですよね。なんでも「埼玉県」の名前の由来も、古代から栄えたここ「さきたま地区」から採用されたとのことなのです。地元近くの場所でもまだまだ「散歩エリア」が残されていたことを改めて知り、ちょっと嬉しくなった感じでした♪