今回は4泊5日で東北地方を回り、縄文時代や鬼について見て回ったときの記録を書きます。やはり東北地方は縄文や鬼が熱いです!
たまに言われることに、「東北における鬼とは、大和朝廷にとって最大の脅威であった奥州・出羽(今の東北地方)の豪族たちのイメージを具現化したもの」という説がありますが、恐らくそうなんじゃないかなぁって思います。
今回紹介する「鬼の館」でも、北上の人にとっての「鬼」は自分たちの「誇り」なんじゃないのかなぁって感じましたねぇ。
入り口でいきなりコレがお出迎え!
河童もやっぱり鬼の仲間か?
鬼の面、というのが実に良いのです!
オーストラリアの『クランブス』というものらしい。
ネパールの『ラケー』
ペルーの『サハラ(蛇)』
なんとなくインドの『ガルーダ』っぽい
黒石寺蘇民祭の『鬼子面(吽型)』
最後に登場するのは『大和朝廷の東北侵略に抵抗したアテルイの面』だ。まさに東北の英雄というところか。
成田亨さんは「ウルトラセブン」などの円谷作品で怪獣やメカなどのデザインと担当された方で、幼少時代からのボクのヒーローの一人なのです。そのももこの「成田亨作品」を見るためにここに来たのですよ!
かなりヤバイ雰囲気を持つナマハゲ系の何か。彼の顔のアップがこのページの一番上にある写真です。ヤバ過ぎて何も言えない・・。
山形の奇祭に登場する「カセ鳥」。火事を防ぐことを祈願し、旧正月の寒空に彼らに水をぶっ掛けるイベントが行われています。みうらじゅんさんが歌にしていますよ♪
現代版の「百鬼夜行」らしい。社会風刺などを盛り込んでいるのでしょう。
「鬼に出会ったときの心得」など便利な情報が書かれていました♪
「鬼」の漢字を分析すると、鬼にはあまり良いイメージはなさそうなんですが・・。
「市民憲章」に「鬼すむ誇り」と歌っています。一般的な鬼の概念とは異なり、この地では鬼は「誇り」なんですよ!
出口にはおなじみの彼らが並んでいました。彼らが鬼の仲間なのかどうかは不明ですけど♪
東北における「鬼の存在」って、実に面白いですよ。これから「鬼ブーム」がやってきますよ、きっと!