Oni(Japanese demon)is not necessarily "evil".

【東北における鬼の存在】

神社は当然『神を祀る場所』なのだが、東北(特に青森)においては、鬼が神社に祀られていることが多々ある。これは西洋における『ガーゴイル』のような「悪をもって悪を征する」という役割ももちろ担っているのだけど、日本における鬼と西洋のガーゴイルとは若干ニュアンスが違うような気もする。

その昔、大和朝廷によって征圧される以前の東北地方には、独立した文化・文明があったわけで、大和朝廷はその東北の人たちを『恐ろしく悪い存在=鬼』として描いてきたのだろう。しかし、地元東北の立場からすれば、その『鬼』は外敵(大和朝廷からやってきた征服者)と戦ってくれた『英雄』だったわけだ。

東北地方にはいまだに当時の『アンチ大和朝廷』の考え方が残っているためかどうかは不明だが、この大和朝廷による東北征圧と、東北には鬼を祀った神社が多いこととは、無関係ではないと思う。

今回は青森地方以外にはあまり見ることができない『コ鬼』をいくつか見に行ってきた。これは神社の鳥居に取り付けられた鬼型のオブジェであり、いろいろなデザインがあるようなのだ。

【こんなコ鬼を見てきた】

場所は一番下の地図をご参照ください

石川の寺山八幡宮の緑の目のコ鬼

平川市柏木町にある八幡宮の石のコ鬼

撫牛子八幡宮の強力型緑コ鬼

平川市日沼 三社神社の空色コ鬼

赤一色の熊野宮のコ鬼

コ鬼になりきってみる♪

【鬼の総本山にも行ってみた】

岩木山の麓にある『鬼神社』、祭神、漫画『ナムジ』にも登場した、、大己貴神(ナムジ)と高津姫神(宗像三神の長女)の子とある『高照姫神』と、『伊邪那岐大神』『大山津見神』で、決して『鬼』を祀っているようでは無いようだ。

恐ろしい武器のようなものが祀られていた。『鬼』の字の頭に『点』が無いのに注目。これは『角の無い鬼=悪でない』を示しているのだとか。

やはり『坂上田村麻呂の東夷征伐』において建立された神社らしい。 この辺りは田村麻呂とアテルイ神話に事欠かない。

馬を祀ってあることも戦争をイメージさせる。

『ご馳走』『勝利』のシンボルのような気もする。