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【13.ステーキの法則】


肉を食べると元気になる。これは単に「栄養を摂取したから」という問題ではなく「肉には人間に快楽を与える力がある」のだとボクは思うのです。これについては「2.人類の原罪の法則」で書きました。

この法則を更に発展させ「肉が好きな人は快楽主義者」であり、「変態的嗜好性が強い」とも言えるんじゃないかとまでボクは考えている次第です。

なので、 昨今「好きな食べ物は肉」という女性が結構多いようですが、それはとても良いことだと思います♪

ところで、ボクの周りの「肉好き」のほとんどは「焼肉(スライスした肉を鉄板や網に載せて焼く例のヤツ)派」が多いのですが、ボクは断然「ステーキ派」です。

それも「背の高いコック帽を被った上品な料理人が丁寧に焼いた和牛ステーキ」なんてのではなく、焦げた木製の受け皿に乗せられた熱く焼かれた鉄皿に、どこの部位かはわからない巨大な焼いた肉がジュージューと音を立てて盛られていて、その上に無造作にドカンとバターが乗せられている、そういうヤツが大好きなのです。

そこにスリおろしたニンニクをこれでもかというぐらい載せて、醤油をジョジョっとかけます、さらにマスタードも忘れてはいけません。

肉の上で解けたバターと醤油と摩り下ろしニンニクとマスタードをグチャグチャっとかき回せて、ナイフで切った肉片にドッサリと乗せて、一心不乱にハグハグと食べるのです。いや、喰らうといった方が適切かな。そういうステーキが大好きなのです。

そういうステーキを食べさせてくれる、ボクが学生時代から通っていた行きつけの店があります。今でも同じ料理人(コックという呼び方よりもこっちの方が気に入っている)たちが厨房で(キッチンという呼び方よりも・・・)炎と格闘して素晴らしいステーキを作ってくれます。

随分と長い期間通っていますが、肉の巨大さとその上に乗ったバターの量、テーブルの上に置かれたスリおろしニンニクが入ったビンと醤油とマスタードは変わっていないのが嬉しいですねぇ。

そういうステーキ屋は、“人間が背負う、自らが生きるためには他の生命を犠牲にしなければならないという「避けがたい人間の罪」と、その罪の中に潜む「禁断の快楽」とが渦巻く素敵な場所”なのです。

ボクは、20代から30代前半ぐらいまでは、400グラム一枚ではもの足らず、もう一枚追加したり、さらにもう一枚追加していました。若いときは懐的にも快楽を得ることがなかなか厳しかったわけです。

それが、40を超えた頃から400グラムのステーキ1枚で十分に快楽を享受できるようになりました。おそらく60歳を過ぎた頃は、焼いたステーキの匂いをかいだだけで『魂に潜む悪魔』が呼び起こされ、禁断の快楽に酔いしれることができるようになるのでしょうか。

いや、それより、ちゃんとステーキを食べ続けられる方が良いかな、やっぱり。

ステーキの法則:
巨大な肉の塊は人類の原罪を喚起させ、禁断の快楽を与えてくれる。



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