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【32.勘違いの上塗りの法則】


下の写真は「大阪万博公園」内の「EXPO’70 パビリオン」に設置された「オーストラリア館」の 模型の写真です。  1970年の開催時に小学生時代を過ごした人なら、一目見ただけで解るぐらい、 超有名な建物です。


(実はこのオーストラリア館、四日市に移設され、その後、解体されてしまいました)

ボクは開催当時、小学1年生。 周りの友達が皆、親に連れて行ってもらっているのを 傍目に、母親が買ってくれた「赤塚不二夫が監修した万博の本」を 読みまくっていた のをいまだに強烈に覚えています。

それこそ「本が擦り切れるほど」読んでいましたので、ボクとしては大阪万博に関しては 誰にも負けないぐらいの知識を持っていたつもりだったのですが、 つい最近までオーストラリア館についてずーっと間違った知識を持っていました。

(しかも、ボクは四日市に移設されたオーストラリア館に2度ほど行って、そこに書かれた説明文を読んでいたにも関わらずです)

どういうわけか、ボクはこの建物を「オーストラリで発掘された恐竜をイメージして作られた」と思っていました。

実際にオーストラリアでは恐竜の骨がかなり発掘されており、オーストラリア=恐竜の国という図式は間違ってはいないのですが、 大阪万博のオーストラリア館は恐竜をモチーフにしたのではなく、葛飾北斎の「富士山と大きな波」の「あの版画」をモチーフに しているとのことなのです。

いったい何処でどう勘違いしていたのか? ボクはずーっとこれを恐竜を模った建物だと思い込み、さらに、「恐竜大国オーストラリアを表すように、 ブロントサウルスを模して建てられました」という説明文が書いてあったという記憶までが ボクの脳裏には刻まれているのです。

人間の記憶なんてこんなもんです。

一度思い込むと、それを肯定するような更なる記憶を脳内で構築していくのです。 そしてそれは「紛れも無い事実」として 脳に刻まれることになるのです。

ああ、もうボクは、自分の記憶を信じられない。。。

勘違いの上塗りの法則:
人間の記憶なんて、あまり当てにしないほうがよいかもしれない。




現場主義の法則

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夢なんか見ない方が良いのかもの法則
「けさらんぱさらん」は「理系おやじ」のための「不思議発見」サイトです。ビワの木に生息する謎の生き物「ケサランパサラン」についての研究論文(笑)も掲載されています。