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【35.名前の法則】


伊豆の「熱川バナナワニ園」に行ってきました。

なにより「バナナワニ園」と言葉に惹かれてしまいました。  念のために書きますが「バナナワニ」というモノは存在しません。  あくまでもこれは「バナナ園」と「ワニ園」とのコラボ施設であることを表現している言葉なのです。

「バナナ・リンゴ園」ならまだ判ります。 または「トカゲ・ワニ園」も同様です。  それらの組み合わせには「果物」「爬虫類」という共通項があるからです。  それでも「・」は必要でしょう。そうでないと「バナナリンゴ」という新種の果物が出てきたのかなとか、 「トカゲワニ」という種類のワニがいるのかな、と勘違いさせてしまう恐れがあるからです。

(実際に「ワニガメ」なんていうカメもいますしね)

それなのにこの施設の名称は「バナナワニ園」なのです。「・」すらないのです。 「バナナ」と「ワニ」という、理系の 人間にとっては「何も共通項が見出せない組み合わせ」が、 平然としかも「・」すら存在させずに共存しているので。

その点、文系はこういうことの解析が得意です。 文系である「もぐちゃん」は「バナナワニ」を即、 「ともに熱帯地方に生息する」ということで直ぐに納得したようです。  理系であるボクにだって当然そんなこと(ともに熱帯地方に生息していること)は理解していますが、 「だからと言って、バナナとワニを並べる」ことに対しては どうしても納得がいかないのです。(しかも「・」も付けずに)

そういう「理系脳」と「文系脳」の違いについては、ワニそのものについても 顕在化してきました。

ワニには大きくわけて「クロコダイル」と「アリゲーター」がいます。  この「バナナワニ園」には二種類ともいるので、その違いを見ることができます。  また「ワニの見分け方」が書かれた看板もいくつか設置されていました。

その看板には「下あごの前から4番目の歯が、口を閉じたときに外に出るのがクロコダイル、 外に出ないのがアリゲーター」という意味のことが書かれていました。

親子連れの他の来場者たちはこれを見て、みんな「なるほどぉ」と 納得していました。 もぐちゃんも同様です。  でも、それはきっと彼らが「文系」だからです。

理系であるボクは、この看板にはまったく納得できませんでした。

「なぜ下あごの4番目の歯が、種類によって外に見えたり見えなかったりするのだろうか?」
「それは生息している環境による違いなのか? どんな環境の違いがこの違いを生んだのか?」
「もしかしてエサの違いが歯の構造の違いを生んだのか?」
「そもそもクロコダイルとか、アリゲータとは、どういう意味の言葉なんだろうか?」


などなど疑問がふつふつと湧き上がるだけで、決して「納得」なんてできる情報ではないからです。

おかげで「熱川バナナワニ園」から帰ってきて以来、ずーっと興味も無いワニについて調べているわけです。  ボクは理系ですがワニなんかには全然興味なんてありません。 でもあんな看板の内容だけでは 気持ち悪くてしょうがないのです。。。

名前の法則:
名称を知っただけで、全てを理解した気になってんじゃないぞ!




ボクたちが失くして・・の法則

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マヤ文明では何が・・の法則
「けさらんぱさらん」は「理系おやじ」のための「不思議発見」サイトです。ビワの木に生息する謎の生き物「ケサランパサラン」についての研究論文(笑)も掲載されています。