『碁盤の目』の北端に位置する一条通は“人の世界ともののけの世界とを隔てる境界線”であり、 平安時代から“古道具が変化したもののけが百鬼夜行する”という伝説が残る、 歴史ある妖怪ストリートなのだ。

『大将軍八神社』で始まり「宮本武蔵と吉岡一門との決闘の場所」へと 向かうこの通りを、まだ夏の日差しが残る時期に探索してきた。

大将軍八神社: 明治の神仏分離令にて祭神は素盞嗚尊と同一化されたが、 それまでは“建築や転居、旅行などにおいて方角の吉凶を司る神” である『大将軍』を祀っていた神社。 それにしても『大将軍』とは、実に凄くて強そうな名前だ。 百鬼夜行がはびこるこの地を治めるには このくらい凄い神さまで無いとダメなんだろうなぁ。

大将軍さま: 毎年5月1日〜5月5日と11月1日〜11月5日には、 『80体の木造大将軍神像』が 一般公開される。

星のマーク: さすが“方位を司る神”。 おそらく北極星を模したであろう、理系おやじ好みの紋があった。

京都一条 妖怪ストリート: なんてことはない小さな商店街のいたるところに ゆる〜い妖怪が点在しているのだ♪

“かえるっぽい妖怪”。 このゆるさが逆に百鬼夜行っぽい 。

なにげなく道行く小学生に声をかけたら一つ目小僧だった。

『さいとう商店』に潜む『さいとう』という妖怪らしい。

ベニヤ一枚で作られているところが、なんかステキだ。

左の妖怪の頭には両脇に食パンがくっついている。ま、そういう妖怪なんだろう。

毛むくじゃら一つ目のデザインは、なんか京都っぽいかな。

薬屋さんの中にいる包帯まみれ緑男。ドラゴンぽいものは、ちょいカッコいい。

高貴な感じを出そうとしながらも、 安っぽさを隠し切れない感じが逆に良い。

こいつが、工業製品としては一番丈夫そう

これは京都の定番っぽいですな

ベニア系はそれはそれで味がある

『ごんたくん』っぽいな

右のヤツのデザインいいなぁ。ボクも真似しようっと。

提灯は自宅に飾りたい。白いヤツの意味不明間に惹かれる。

これ凄くデザインも出来が良いです 。

この辺りの完成度は凄いな。

豆腐小僧のとびだし坊や、『夜行童子』という名前らしい。

通りの外れに構える“妖怪の親分”『ぬらりひょん』。

妖怪ストリートを探索中、 なんか背後からの不気味な視線を感じていたのだが、 帰り際に何気なく顔を上げたら、 こんなヤツらが不気味な微笑を投げかけているではないか。

百鬼夜行資料館:小さな雑居ビルの入り口にこんな看板とノボリとが雑多に置かれているだけ。

こんな入り口、 おそらくボクと同類の人しか来ないんだろうなぁ。

階段を登るといきなりコイツが!  『ズッコケ』という擬態語がピッタリ。 。

ここが資料館の入り口。ただの事務所の一室なのが逆に良いww

入り口のすぐ右にこの空間が広がっている。別に動いたりもしない。

これが『百鬼夜行資料館』の全貌。 椅子があるのだが、 腰掛けて何をしろというのだ?

入り口向かって左の壁はこんな感じ。 ここに貼ってあるイラストなどが『資料館』のゆえん。

『百鬼夜行資料館』で手にいれたパンフレット。 やっぱり古典の妖怪イラストは実に良いなぁ。 これによると 毎年10月第3土曜日には『妖怪仮装行列・一条百鬼夜行』 が開催されるらしい!

一条下り松: 一般には“宮本武蔵が吉岡一門と決闘をした場所”は、 京都の北東に位置する『一乗寺下り松』と言われているが、 実際の決闘の場は『妖怪ストリート』を東に抜けたこの場所だ、 という説もあるらしい。

平安時代には閑散とした場所だったとしても、 内裏の西壁はここから1km程度東にあったはず。 そんな近くで本当に『武蔵vs吉岡一門』の大規模な殺し合いが行われたのか? そのあたりを誰か教えて欲しいです♪