【青山から新宿まで続く東京の森】

同じ東京でも青山と新宿とではイメージが全く異なる。音楽で例えるとポップスとヘビメタ。酒ならワインと酎ハイ。(的な感じ♪)

しかし一番下の地図を見て欲しいのだが、青山と新宿とは、明治神宮外苑と新宿御苑とで繋がっている同じエリアだったのだ。そんなわけで今回は『外苑前』から『千駄ヶ谷』を超え『新宿御苑』まで歩いてみることにした。


【いちょう通りから明治神宮外苑へ入る】

遠近法を強調するような植林:奥にある『聖徳記念絵画館』が“遠近法の焦点となるよう”に木の高さを調整して植えられているのだ。こういうのは理系おやじにはタマラン♪

スポーツの聖地:大正時代から様々なスポーツ施設が建設されてきた。神宮球場、秩父宮ラグビー場、国立競技場だけでなく、一時はなんと相撲場までがあったらしい。

イベントが頻繁:この日は“全国のB級グルメ”が販売されるイベントが開催されていた。しかし最近のこの手のイベント、安くないし、料理は冷めているし、良いイメージはないなぁ。

聖徳記念絵画館:ボクの一番のオススメは、“どの角度から見ても、テーブルがこちらに伸びているように見え、向こう側に座る明治天皇の視線がこちらを向いているように見える”吉田苞作の『対露宣戦御前会議』と、“モロボシダンとメトロン星人の『ちゃぶ台会議』を連想させる”江戸無血開城を決めた西郷隆盛と勝海舟との会談を描いた結城素明作『江戸開城談判』。

一角獣の阿吽:片側が口を開け(阿型)一方が閉じ(吽型)ている狛犬の一角獣版。そもそも狛犬の原型は、阿型は獅子、吽型は一角獣だという説もある。

読者に最適の場所:『聖徳記念絵画館』の正面にある木陰エリアは、人通りも多くなく景色も良いし、一年を通じて最高の読書スポットだと思う。 秘密ですよ。

ナンジャモンジャの木:「将軍に木の名前を尋ねられた水戸黄門が、とっさに考え付いた名前」と言われている木。聖徳記念絵画館の手前にあり、5月頃には白い花を咲かせるらしい。

御鷹の松:徳川家光が鷹狩りでこの地に立ち寄った際、以前、江戸城から逃げ出した愛鷹が偶然とまっていたと言われる松(の二代目)。これも聖徳記念絵画館の手前にある。


【外苑を抜けて千駄ヶ谷を歩く】

国立競技場:2020年の東京オリンピックのために、現在、改装中。なんか使い勝手の悪いヘンテコな建物になるらしい。尚、フリマの聖地である『明治公園』は改装に合わせて消失。この辺がちょっとずつ寂しくなっていく予感。

秩父宮記念スポーツ博物館:収蔵5万点を誇り、スポーツ専門図書館も併設してある博物館だったのだが、国立競技場改修に伴い足立区綾瀬に移転されてしまった。

移設されるらしい:オリンピック開催に伴う国立競技場拡大のため、日本青年館は2015年3月末で一時休館し、第二神宮球場近くに移転するらしい。

かつてのプロレスのメッカ:ジャイアント馬場さんがインターナショナルチャンピオンとして、挑戦者ルーテーズを倒した試合や、力道山がデストロイヤーの『足四の字地固め』をかけられたまま両者リングアウトになった試合が行われたプロレスのメッカ。

トンネルふぁんには嬉しい:実に良い閉鎖感をかもし出しており、この先にある『背景に高層ビルが立ち並ぶ日本庭園(新宿御苑)』の存在を考えると、まさに『異次元へと繋がる亜空間トンネル』のようだ。誰かカッコイイ名前を付けて欲しい。


【亜空間トンネルを越えて新宿御苑に入る】

都心の絶景:池の向こうに新宿のビル街が浮かんでいる。世界有数の大都会にこんな場所があることも東京の大きな魅力の一つだ。

本当は釣りをしたい:まるで孫悟空に出てきそうな建物。御涼亭というらしいが、ココから釣り糸をさげると、巨大なナマズが釣れそうじゃないか。ま、やらないけど。

茶室:椅子に座る『立札席』というスタイルだが、実際にはかなり大人度が高い。しかし、和菓子付き抹茶の食券を自動販売機で購入する形式なので、若干敷居を低くしてくれている。

カレーが美味くて安い:平日など空いている時に、庭園を眺めながらノンビリとカレーライスを食べると実に幸せな気持ちになれる。カレーには当然『内藤とうがらし』が使われている。

冬には実に嬉しい:冬の散歩時においては、暖かくて実に嬉しい場所だが、夏はキビシイかな? ここに入ってサラセニアンやドクダリアンを連想する人とは友達になれそうだ♪

側転したくなる: 子供の頃からそんな気持ちは変わらないのだが、おやじになると実際にやるのを躊躇していまうのが悲しい。いつまでも側転するような大人でいたい。

考えにふけってみる: 天丼は、天婦羅とご飯をどのような割合・順番で食べるべきか? そんなレベルな思案でも深遠なことのように感じてしまうのが、プラタナス並木の凄いところだ。

洋館って良いなぁ: 外装だけでなく、家具や絨毯や壁紙に憧れるのはもちろんだが、シャワー室や更衣室に漂う『洋』の感じが実に素晴らしかった。住んでみたい♪

内藤とうがらし料理: 新宿の名産品である『内藤とうがらし』を使ったカレーライス、ホットドックなどが食べられ、『一味』『七味』『ドレッシング』などが買える。