【高尾山登山の最終目的地、それが陣馬山!】

東京近郊の人にとって高尾山と言えば“ケーブルカーで上まで行ける”“普段着で登れる山”という感じで、結構ナメられやすい場所なのだが、 ボクとしては「高尾山は山頂を超えてからこそ」と思っているわけだ。

ケーブルカーやリフトで登り、食事処やビアガーデンや猿園を横目にちょっと歩くと天狗でお馴染みの薬王院にすぐたどり着ける。そしてその後、ちょっと行けばもう高尾山山頂で、晴れていればかなりのパノラマが楽しめるわけだ。

しかし高尾山の本当の醍醐味はここから始まるのだ!!

ここから約1時間で『城山』の山頂にたどり着き、そこで名物の『超でかいカキ氷』を食べる。結構このタイミングでヤバイ感じだ。

高尾山頂から約1時間で到着できる『城山山頂』。まだまだ1/4といった感じ。

城山名物『超でかいカキ氷』。頭がキーンとなるのは必須♪

ここから2時間ぐらいかけて『小仏峠』を超え『影信山』の山頂に到着する。(もうこの段階でヘトヘト)

影信山ではビールや揚げ縦の天婦羅まで出してくれる山小屋があり、昼間から出来上がっているご年配グループで賑わっている。ま、彼らはほとんど影信山の下から直接登ってきた人たちなので、高尾山経由のボクとはちょっと立場が違うのだと、一人言い訳を言ってみたりする。

根性も体力も無いボクなんかはこのあたりでかなり心身ともにやられているので、蕎麦を食べた後、しばらく昼寝をして、ようやく次のポイントである『明王峠』を目指すのだが、そこまでさらに2時間以上かかるのだよ、これがまた!

ここからは林の中をひたすら歩くという苦行が続くが、明王峠の売店で飲むCCレモンの美味いこと美味いこと♪

そしてそして、さらにそこかから2時間歩いて、ようやくたどり着くのが、上の写真の『陣馬山』の山頂なのですよ!

ここまで来ると身も心もかなり研ぎ澄まされてくる。くだらない俗世間的な悩みなど軽〜く消え去ってしまうのだ。

長時間歩いてたどり着くからこそ、感動の山頂なのだ♪

山頂はプチ高原になっていて、バーベキューとかフリスビーとか、若者っぽいこともできる。


【白馬っぽい何かに出会うとやり直せるような気がする】

晴れていれば“真っ青な空をバックに立つ真っ白な馬っぽいなにか”を堪能できる。 360度見渡せる絶景はもう涙モノ! だって、根性なし体力ナシのボクはケーブルカーを降りてから既に7時間以上かかってようやく到着したのだから。

日ごろ平凡な人生を歩んでいるボクとしては、高尾山から陣馬山まで歩くことで“それなりの達成感”を得ることで、“ちょっとした自尊心”と“向上心的な雰囲気を漂わせるなにか”を取り戻すことができる。

やり直したいときに登る山、それが、ボクにとっての陣馬山なのだ。

しかし、実は陣馬山登山で一番ツライのは降りだったりする。 身体が細く背が低い方はそうじゃないかもしれないが、背が高く体重が重いボクにとって、降りはまさに“膝との戦い”なのだ。

下の写真のような“ただ単に続く坂道”を(ボクの場合は)2時間ぐらい降り続けるのだが、もう、怪我したんじゃないかというぐらいの痛みが膝を襲い続けるのだ。

しかし下山後自宅で飲む酒は、なかなか良いものなんですよん♪ なんか身も心も研ぎ澄まされたって感じ!

こんな坂道をただひたすら降りるのだ・・・。