【月山に登り雲海と『月光の剣』を見てきた】

ボクはアポロ世代なので、月に対してはメンドクサイくらいのコダワリがある。 なので、当然以前から『月山』という名前の山には興味を持っていた。

しかしなにしろ“高尾山から陣馬山を超え陣馬高原まで降りる”という、 ハイキングに毛が生えた程度のトレッキングでさえ、タイヘンな思いをしなければならない程度の体力しかないので、かなり躊躇していたのだ。

がしかし、そこをなんとか一念発起して、先日、月山にチャレンジしてみた。 途中までケーブルカーで行けるのだが、徒歩のコースの方が『雲海』を見れる確率が上がると聞いていたので徒歩で登って行ったのだ。

その甲斐あってか、素晴らしい雲海を見ることができた。しかも、予想だにしなかった『月光の剣』まで見ることができたのだ。もう感激だぜぇ!

鶴岡のビジネスホテルに前泊し、早朝に登山口にある駐車場に到着。あいにくの曇り空だが、もう後には引けない。

エッチラと登っていくが、急に“熊が出てくるのでは”と怖くなり、 スマホから『ザ・スパイダース』の曲を馬鹿でかい音で鳴らし始めた。

こういう果実的なものを見るたびに“あ、熊がエサにしそうだ”とビビリまくる。

恐らく、高山植物てきな何かだろう。しかし熊が怖くて鑑賞しているゆとりが無い。

で、いきなり凄い雲海が見えた。熊に対する恐怖心が一瞬消えた感じだったなぁ。とにかく素晴らしい風景だった!

あたりが霧に包まれ、雲海も見えなくなり、ただひたすらに岩場を歩く。道に迷ったのではと少し不安になる。

人造物を発見! そして、向こうに人影も見えてきた。道に迷ってはいなかったのだ。 すごくホッとした。

こういうのが現れると、山頂ももう直ぐだろう。

おお、これは山頂のマークか? 良く判らんが・・・。

上場小屋に到着。登山口から3時間以上歩いている。偉いぞ自分!

山頂小屋の向こうに霧の中から現れた不思議な建造物。

どうやら『月山神社』のようだ。ツキヨミが祀られた、まさに『月の神社』だ。

やっぱり剣には『男の浪漫』を感じずにはいられない。 悪の帝王が現れたときには、この剣を使えば退治できるとか、そういう伝説は無いのか? やっぱ無いよな。

発見したときはちょっとビビッた。木造の神像だと思うが、腕の長さがどうみても異星人にしか見えないし。 やっぱここはUFOの基地だってことか? ま、違うよな。

降りはやっぱり膝に来る。霧が凄いので帰りはケーブルカーを使うことにした。 気が遠くなるぐらいの時間をただただ歩き続ける。

やっとケーブルカーの駅に辿り着く。もう体力の限界だ。

ケーブルカーで降りると、『若返りの水』と銘打った湧水があった! しかし凄く寒いのだよ。

その日は鶴岡市内で『棒アナゴ』をあてに美味い日本酒をしこたま飲んでぐっすり寝ました♪


【思った以上に寒かった(本人用覚書)】

この記録は2016年9月23日のもの。霧が立ち込めていたこともあり、中腹以降はかなり寒かった。モンベルのドロワットパーカーと登山用の長袖ポロシャツ、冬用アンダーシャツとアンダーパンツだと結構厳しい感じだ。

なにより足先が冷えた。3シーズン用のソックスとショートカットのモンベルのマリポーサ(だと思う)を履いていたけど、もっと強力なソックスとハイカットブーツが必須だと痛感。

月山は季節ごとに味わいがあるらしいので、次は春か夏にでも登ってみたい。寒いのは嫌いなので。

あとやっぱり熊が怖い。次はデカイ鈴でも持っていくか。スマホで音を鳴らし続けているとバッテリーが厳しくなるし、霧で濡れるのであまり良くない。やっぱ鈴だ。