人気コミックの影響で、なとなく「魔界要素が漂う街」として有名になった赤羽。「朝からやっている飲み屋」に恐々とやってくる観光客もいるようですが、実はもっとシュールな場所があるのです。
それが「赤羽 亀ヶ池弁天」。住宅地にある小さな神社なのに、なぜか亀がウジャウジャいるんですよ!
なぜ「こんな小さな神社に亀がたくさんいる」のかは不明なんですが、なにはさておき、その亀集団の中に「和亀」が存在しているのかどうか調べに行ってきたというわけです。
住宅街の中に突然現れる「赤が目立つ空間」。これこそ「赤羽の守護神」である「赤羽 亀ヶ池弁才天」なのです。
最初の写真の「橋」の両側にある小さな池には、何故か亀がウジャウジャ生息しているのです。がしかし、「亀がいる理由」は知りません♪
世にも珍しい(w)「親亀の背中に子亀を載せて、その子亀の背中に孫亀乗せて状態」です。
パッと見ただけでも、首筋に赤いラインが走る『ミシシッピーアカミミガメ』が目立つのですが、果たして「和亀」とボクが呼んでいる「イシガメ」や「クサガメ」は生息しているのでしょうか?
「赤いライン」が目立ちますねぇ。彼は外来種の「アカミミガメ」です。
彼らもやはり「アカミミガメ」。ただ、向かって左の奴は「甲羅の中央に縦に突起部分が走っている」ので、もしかしたら「クサガメとの混血」の可能性があるのでしょうか? ま、知らんけど。
ボクの持っている「和亀識別方法」は「なんとなくモッサリとした形状で、甲羅の後ろがギザギザならばイシガメだ」「なんとなくカッコよくて、甲羅に縦に三本の突起状の盛り上がりがあればクサガメだ」という、ボクが小学1年生の時に、地元に住む小学2年生と3年生の兄弟(大和田兄弟)から教えてもらった理論(以下「大和田理論♪」)だけで、それ以上の話はこのサイトでは展開しておりませんのでご了承くださいませ。
また、一説には「クサガメは江戸時代に中国大陸や朝鮮半島から日本に持ち込まれた」と言われているらしいのですが、ボクは小学生時代に「クサガメ」を飼っていたという唯一の理由から、このサイトでは「イシガメ」と並んで「クサガメ」も和亀(国産亀の意)とさせていただいています(「けさぱさ分類法」)。
これこそ和亀! 「大和田理論♪」に基づけば、背中の三本の突起帯があるので、彼らは「クサガメ」ですねぇ。
残念ながら、「イシガメ」は発見できませんでしたが、赤羽 亀ヶ池弁才天にはチラホラと「クサガメ」は存在しているようでした。亀全体の一割ぐらいは「なんとなく甲羅に三本の突起帯があるような感じがする亀」っぽかったです。
だもんで「和亀ファン」のボクとしては、まずは一安心だったのですが、気になったのは「甲羅に三本の突起帯があるにもかかわらず、首筋にも赤いラインがある」という亀の存在です。「もしかしてアカミミガメとクサガメとの混血?」なのでしょうか?
「アカミミガメ」は繁殖力が馬鹿高くて、「世界の侵略的外来種ワースト100」にも指定されているとのことですので、「他の和亀とのハイブリッド化」も進んでいるのでしょうかねぇ。誰か教えてくださいませ。