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●降りられない駅からの絶景


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1.降りられない駅があった

JR鶴見駅から運河・工場地帯へと伸びる「鶴見線」。都心部を走る鉄道だというのに、鶴見駅以外はすべて「無人駅」という、素晴らしいレア度の路線なのです。

無人駅というだけでも驚きなのに、更には「改札の外へは出れない駅」なんていうものもあるのですから、そりゃあもう大騒ぎなわけですよ♪

ここが「海芝浦駅」。なんと東芝の社員でなければ改札の外には出れないのです!

朝9時から入れる「駅構内の公園」。ご親切にも早めに開けていただきました。

9時過ぎになれば次々と集まる「同業者」たち。物珍しいモノに集まる輩(ま、ボク自身もその一人ですが)って、意外にもたくさんいらっしゃるんですよねぇ♪

駅構内にある公園はこんな感じ。「同業者」の方々は皆、ここからの眺望を楽しむために来られるわけです。

マリンブルーのカッコいい車両。

本数が極端に少ないので注意! ほとんどの方は来た電車の停車時間の間に眺望を楽しみ、そして同じ電車で帰る、というパターンのようです。

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2.駅から眺める絶景

時刻ごとにその色を変える海と空の色、そしてつり橋と停泊中の船、最高の駅ですねぇ!

工場の煙突も実に ばえってるんですよねぇ♪

紅白の市松模様の煙突がこのあたりの流行りのようです。

ま、当然「夜景」も見たくなるわけですよ! 夜釣りをする船が景色に花を添えてくれました!

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3.鶴見線は他にも見どころが♪

前述したように、鶴見線は鶴見駅意外はすべて無人駅ですから、駅にもかなりの良い味わいがありそうなので、特に面白そうな駅に降りてみました。もちろん改札を出るときはちゃんと「PASMO」をタッチして料金を支払っていますよ♪

昭和が残る国道駅

駅の構内です。なんか「秘密基地」みたいでしょ♪

改札を降りるとこんな「コンコース」が。右手の飲み屋さんは夜になるとオープンするんでしょうか?

釣り客向けの船会社ですか?

ガード下には住居がありました。昭和ですねぇ!

ほぼ電車のこない大川駅

ほとんど電車も走っておらず、もしかしたら「廃線」か、と思わせる「鶴見線・大川支線」の終点「大川駅」です。近隣の工場に勤める方はこの駅を使っているのでしょうか?

いわゆる「地獄のように電車の来ない地獄表」の体をなす「時刻表」です♪ 一番近い「武蔵白石駅」から歩いても20分足らずの場所なので、ほとんどの方は歩くんじゃないですかねぇ。

「武蔵白石駅」から「大川駅」へ徒歩る途中の景色です。 何人かの「同業者」がやはり写真を撮っていましたよ♪

鶴見駅以外は全て無人駅の鶴見線

鶴見線の各駅(鶴見駅以外)は券売機などがありませんから「PASMO」や「SUICA」などは必須ですよ(チャージする機械もありませんので要注意)。

「海芝浦駅」で下車するときは、改札は出れなくても、ちゃんとカード清算して、あらためてカードで入場チェックをしてから乗車することは言うまでもありませんよん♪

海芝浦駅でもし「カードに残高がない」場合には、このような証明書を券売機でゲットして、これを使って帰りの駅で清算できます。

鶴見線は80周年らしいです。上で紹介した駅以外も結構楽しそうなので、また遊びに来たいと思います。