【Fantastic】  星降る寺の影向の松/善養寺 (Tokyo pref.)

大町慶月の著『東京遊行記』の中で、 「東京近郊で最も見事な松の景観」と書かれた「善養寺の 二本の松」。

一本は垂直にそびえ立つ「星降り松(ほしくだるまつ)」で、 もう一本は水平に広がる「影向の松(ようごうのまつ)」ですが、 「影向の松」は今もなお残っているのです。 当時と変わらず四方八方に30メートルほど枝を伸ばして、 それはそれは恐れ入ること間違いなしですよ。

 

★ これが影向の松です。 ★

かつてこの寺院に侵入して不動明王像を盗んだ泥棒が、 この「影向の石」に足が張り付き身動きが取れなくなってしまい、 その結果捕らえられたという伝説があります。 「影向の石」の上面には、今でも人間の足跡に似た窪みがありまいた。

 

★ これが二代目「星降り松」です。 ★

オリジナルは1940年に枯れてしまってこれは二代目。 「星降り松」の名前の由来は、 健雄和尚(後にこの寺の住職となる)が若かった頃、 夜明けに「コバルト色の星」がこの松に落ちてきたことから付けれたのだとか。 和尚はそれを「星霊舎利」と名付け、寺の宝物にし、 それ以来この寺院の山の名前は「星住山」となったらしいです。