【Fantastic】 ヤマトタケルと平将門の鎧が祀られている /鎧神社 (Tokyo pref.)
古代日本において朝廷の命を受けて 東北地方を制圧したヤマトタケルと、 それから800年以上後に朝廷に反旗を翻した平将門。 偶然にも、 この二つの勢力がそれぞれ戦いを始めた時、 勝利を祈願してこの場所に鎧を埋めたという伝説があるようです。
つまりここは 「対峙する勢力のそれぞれの英雄」を祀る神社 というわけなんですよね。
関東出身の 平将門は、 自らを「新天皇」 と称し当時の朝廷に反旗を翻しました。
しかし江戸時代に入り、 関東が日本の中心地となると、 将門は「関東の守護神」として崇拝されるようになったわけです。そのため、関東地方には将門ゆかりの史跡が数多く残されていて、ここ鎧神社もそのうちの一つなのです。
日本にはかつて「庚申参り」と呼ばれる風習がありました。 これは、 月齢23の夜に、 人の体内に棲む虫が体から出て、 神々に自分の悪行を報告するという信仰に由来するのですが、 この虫が体から出て行って、神様に「告げ口」しないように、 一晩中起きているという風習です。
「庚申参り」をはじめとした庚申信仰のシンボルが 「庚申塚」です。鎧神社の「庚申塚」は、 写真のような非常に珍しい「猿のような」狛犬が祀られています。