どうやらこれが「恐竜の足跡」らしいです。詳しくは「次の写真」をご確認ください。
もともと “波によってできた水底の紋様が石化したもの=『漣痕(れんこん)』”として 、昭和28年(1953年)に道路拡張工事の際に発見され有名な岩だったのですが、 その後、群馬大学の調査が行われ、昭和60年(1985年)「この穴は恐竜の足跡だ」と発表されのだとか。
群馬県といえば、ネットをはじめとした「それ系のメディア」では “狂気と幻想に満ちた土地”として有名ですが(失礼♪)、2023年の初春、 国道299線を秩父方面から群馬に入りドライブをしていると「恐竜の足跡 この手前50m」と “当たり前のように書かれた看板”を発見したのです。
“いくら群馬県でもまさかそんな!”と疑いながらも、下記の写真の駐車スペースに車を止めていそいそと歩いて行くと 「一番上の写真」の岩を見つけたというわけです。
中生代の足跡だというので、「群馬県には今でも恐竜が闊歩しているのか」という ボクの心配は的外れだったのですが、いやいや群馬県のことですから、 恐竜ぐらい今でもいるんじゃないの? と期待しながら更に車を走らせて行ったのです♪
日本列島にはいくつかの断層が走っていますので、それぞれの断層でいろいろなモノが見つかっていそうですね。「断層巡り」という旅も面白いかも♪
後で調べてみると、この「恐竜の足跡がある岩」は、高橋良一さんという方の「個人所有の岩」らしいのです!凄いなぁ、この方!
やはり、恐竜はいました!
岩に刻まれた「恐竜の足跡」の主については諸説あるようなのですが、上の写真のようなヤツだったのでは、 というのが有力なようです。
ボクが幼少の頃の恐竜の復元図と違い、昨今の恐竜は「カラフルな色彩」だったり「羽が生えていたり」と、 時代とともにヤバさが増幅されてきていますよね。 この写真の恐竜もヤバさは半端ないです。
「強烈な牙」こそ生えていなさそうですが、前足・後足とも爪がかなり強烈そうだし、動きも俊敏そうです。 それに何よりも「いっちゃった目つき」がかなり怖いですねぇ。命乞いをしても絶対に許してくれなさそうです。
こんな凄い奴らが闊歩、というより走り回っていた時代を 生き延びてきた哺乳類の子孫が「現在の群馬県民」だということですよね。 彼らの凄さの理由がよく分かります。 (この考察はいろいろと間違っているかも知れませんが♪)
小雨に煙る建物がカッコいいです♪
かつて群馬県はこんな感じの土地だったのです。
群馬県の恐竜のフィギュアは無かったような気がします。残念。
この施設がある「神流町」は「かんなまち」と読みます。いかにも恐竜が闊歩していた場所に相応しい町名ではないですか!
上に掲載した写真のように神流町には断層が走っているので、恐竜の骨や牙の化石以外にも中世代の化石が よく発掘されているようなのですが、この施設では「化石探しの体験学習」なども行えるらしいですよ。 なんかワクワクしてきますねぇ♪
ちょっと残念なのは、群馬県の恐竜にはあまり触れていないこと なんですが、アメリカ大陸やモンゴルから発掘された恐竜化石のレプリカ、恐竜世界のジオラマ、恐竜を学べるシアターなど、 観るべきものがたくさんあって、更にはカフェやお土産も充実していますので、 気まぐれドライブでここを見つけたボクとしては「意外な場所に見つけた楽園」 という感じでした!
国道299号線を走っていると、いきなり現れる恐竜たち。
群馬県の自然には、なぜか恐竜が良く似合います。
恐竜のジオラマ。動くんですよ!小さな子供がかなり怖がっていました♪
これは海外で発掘された化石のレプリカですが、 群馬県にだってもっと凄いのがいたはずです!
これも海外発掘化石レプリカ。Tレックスはこの手の施設ではやはり必須ですからねぇ。
恐竜ファンなら一度は見たことのある 「ヴェロキラプトルとプロトケラトプスとが戦い共倒れになったときの化石」 のレプリカです。
結構デカイんですよ。人間なんてひとたまりもありません。 群馬県 にいたヤツもこんな感じの爪をもっていたのでしょうか?
恐竜以外にもこんなのも展示されていました。 群馬県の山奥にはまだまだ「ニホンオオカミ」が 普通に生息しているって言われても、ボクは驚きませんけどね。