米山SA名物のこの『サバサンド』、カラリと揚げたサバがドカンと入っていて、付け合せはレタスとスライスオニオンのみという実にシンプルなサンドイッチなんです。
熱々のうちに塩とコショウ、そしてレモン汁(!)をかけて食べるという シンプルな食べ方にも「日本海の男気」みたいなものを感じましたねぇ!
日本で生まれ育ったにもかかわらず「魚の匂いが嫌い」なんて言う方もいるかもしれませんが、何言ってるんですか、この『魚臭さ』こそが食欲本能を刺激してくれるんじゃないですか!
ま、そうは言っても好き嫌いはしょうがないですもんね♪ でも、ボクと同じような趣向の人には絶対オススメのB級グルメだと思いますよ!
米山SAでは全面的に『サバサンド』を押しているので、てっきり米山はサバの有名な産地なのかなと思って『鯖 漁獲高』でググッてみたんですが、柏崎市米山町のある新潟県は都道府県別の鯖漁獲高でベスト20にも入っていないことが判明しんですよ。
もしかしたら「上杉謙信が南蛮渡来のパンに鯖を挟んで食べた」という歴史でもあるのかなとも思いましたが、どうやらそんな史実も無いんですよねぇ(w)
じゃあ何故、サバサンドなんだ? ということなのですが(しかもサバサンドの鯖はノルウェー産らしいし・・)、いろいろ調べてみると「1997年に行われた『柏崎・トルコ友好協会主催の第1回トルコ旅行』に参加された方が、トルコで食べた『サバサンド』に偉く感激して、これを帰国後に紹介した」ということなのです。
どうやらこれが「米山でのサバサンド」の起源らしです。旅行先で食べた料理が美味かったんで、それを地元の名物にしてしまった ということだったんですねぇ。ま、そういうのも「アリ」なんでしょう♪
それはさて置き、この「サバサンド」(そしてこの食べ方)は本当に美味いんです。魚が苦手な方も是非チャレンジしていただけませんかねぇ、もちろん責任は取りませんけどww。