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●幻の「中津川イモ」を探せ


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1.秩父には幻の芋がある

この中津川芋ですが、「武田信玄の家臣が秩父に逃げ落ちた時にもたらした」とか、「日露戦争で捕虜になった秩父出身者が終戦後にロシアから持ち帰った」などの説が残る、実に興味深い食材なのです。

味的には普通のジャガイモよりも香ばしく歯ごたえもあり、密度が高いっていう感じでしょうか。なんとなくサツマイモと栗とジャガイモを足し合わせたような食感と言えば伝わりますかねぇ♪

上の写真は、道の駅「大滝温泉」の売店スタンドで売られていた「中津川イモ入り焼肉サンド」です。ボクはこの付近によく釣りに行くので、その度にここには立ち寄るのですが、最近ではいつも閉まっていて、ちょっと残念なんですよね。くれぐれも閉店なんかしないで欲しいなぁ。

こちらが道の駅「大滝温泉」の売店スタンドです。

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2.なかなか出会うのが難しいのだ

この「中津川イモ入り焼肉サンド」以外にも、秩父地方では下の写真のような芋団子や、串焼き芋などが販売されているお店があります。

ただし秩父地方では「味噌をつけた芋料理」が郷土料理なので、それらが全て「中津川イモ」とは限りませんので、あしからず。というか「中津川イモ」は三峰神社以西に行かないとほぼ食べることができないと考えたほうが良いかもしれませんねぇ。まさに「幻のイモ」なんですよ!