今回踏破したコースです
高尾山は日本でも有数の霊山で、開山されたのは744年という、かなり歴史のある山なのです。今でも修験者の方が多数修行されていて、一般の方でも体験修行ができたりします。
山頂近辺には「高尾山 薬王院」の本尊は、ボクが「日本の究極のハイブリッド神」と呼んでいる「高尾 飯縄大権現様」。高尾山で有名な「大天狗」と「小天狗(カラス天狗)」はこの飯縄大権現様の、言ってみれば「助さん格さん」的な存在で、主役はあくまでも飯縄大権現様です。
高尾山自体は山頂近辺までケーブルカーで登れますし、1号登山道は舗装道路だし、小学生が遠足で登ることもあるような山なので、ちょっとナメて語られることもありますが、上に書いたように、日本でも有数の霊山であるので、心して登っていただきたいですねぇ♪
それに、今回は「高尾山山頂から城山まで行き、そこから相模湖の方へ降りていく」というルートですが、「高尾山→城山→景信山→陣馬山」というルートを歩けば、結構、歩きごたえのあるルートになります。
ま、ボクが言いたいことは「高尾山ってかなり面白い山なんだよ」ということです。そんな感じで「東海自然歩道の最初の一歩」である「高尾山コース」を歩いてみたいと思います。(2020年6月21日)
上の地図での「赤マーク(スタート/ゴール)」「青マーク(経過地点)」「黄マーク(交通機関)」を紹介
(A) 高尾山口駅/水やチョコバーを買っていざ出陣!
(Start) 1号登山道入り口/
(1) 登山口の脇に修行の滝がある/さすが修験者の山!
(2) 金毘羅社/
(3) 神変堂/修験道の祖といわれる役行者(えんのぎょうじゃ)が祀られている
(4) 佛舎利奉安塔/
(5) 四天王門(外側)/持国天(向かって左)と増長天
(6) 四天王門(内側)/多聞天(向かって左)と広目天
(7) 天狗像/
(8) 薬王院飯縄権現社/
(9) 高尾山頂/
(10) 高尾山頂展望台/この写真は昨年秋に撮影したもの。当日は残念ながら曇り空で。。。
(11) 寒い時期は霜柱がすごい/
(12) 一丁平/裏高尾を歩く時の最初の休憩地かな
(13) 城山山頂/
(14) 相模湖方面へ下りの道/逆にこの道で高尾山に登ったらちょいハードな登山になりそう。
(15) 千木良登山口/ようやくたどり着いた。。。
(16) 弁天橋/右のほうに赤く見えるのが弁天様の社
(G) 次のルートはここから/現在、道が崩れ通行止めらしい。そうじゃなくても今日は帰りますが♪
(Z) 相模湖大橋/こえれば相模湖駅。一番下で紹介した店で冷酒を飲んでから帰りました♪
上の地図での「緑マーク」を紹介
(a) 極楽湯/高尾山から降りたらココ♪ 露天風呂もサウナもあるし食事もできる。もう、最高!詳しくはコチラ
(b) TAKAO 599 MUSEUM/高尾山に生息している昆虫の標本が多数設置され圧巻!
(c) TAKAO CAFE/登山の後のここのケーキとコーヒーは至極だな。あまり教えたくないけど♪
(d) 薬王院自動車祈祷所/
(e) 高尾山ビアマウント/ケーブルカー高尾山駅すぐそばのビアホール。21時までやってるので夜景を見ながらビールを飲める。あまりにも最高なので実は教えたくない場所。 詳しくはコチラ
(f) 高尾山さる園・野草園/小さいながらも結構楽しめる。 野草園にはバードウォッチング小屋もあり長時間ボケーっとしているのも良いかも。詳しくはコチラ
(f) 権現力ソフト/山歩きの休憩時に最高の、ブドウと酢が入ったソルベっぽいソフト。
(h) ケーブルカー高尾山駅/高尾山には要所々々に売店があります♪
上の地図での「紫マーク」を紹介
コロナ騒動も一段落した6月21日、朝から小雨が降っていましたが高尾山口駅に着いた時には雨もあがり、山頂に着いた時には雲はありましたが青空ものぞきだし、それほど暑くもなく良い感じの山歩き日和となりました。
高尾山口駅から相模湖駅まで5時間以上かかりましたので(通常だち4時間程度の工程らしい)、相模湖駅に着いたときには早く呑みモード全開でした♪
駅すぐ近くにボク好みの店を見つけ迷わず入り、「まずは冷酒」とメニューで見つけたのが地酒『上撰 丹沢ほまれ』!
口当たりが良いだけでなく力強さも兼ね備えたこの酒、実に良かったです! 汗をかいて疲れ切った身体にはビールなんかよりも絶対に冷酒ですよ♪
アテを探していたら、やはりメニューで気になった『津久井在来大豆』という文字。どうやら相模原市で古くから栽培され続けていた在来種の大豆らしいです。
こういうことを知ると頼まずにはいられない性分ですから、この大豆を使った料理で、一番早く出てきそうな『津久井在来大豆を使ったサラダ』をオーダーしました。
サラダをつまみながらの冷酒というのも実に良いです。ていうか酒が美味けりゃなんでもいいという感じもありますけど♪ 大豆も美味かったんだと思いますが、なにより酒が美味すぎて!
その後、「30年のぬか床」というキャッチフレーズの漬物と、『アルト』という名の地元の地ビールを頼み、良い感じで東京行の電車に乗りこみました♪