一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●「4.河口湖付近コース」を歩いてみた


今回踏破したコースです


ライン

1.今回のルートの説明

東海自然歩道の公式ページで「4番目のコース」として紹介されている「河口湖付近コース」を歩いてきました。

前のコースからのつなぎ込みで言えば、「畦ケ丸」から「菰釣山(こもつるしやま)」「石割山」「忍野八海」を を抜けて「北口本宮冨士浅間神社(以下、長いので「浅間神社」)」まで続く道があるのですが、 大変そうな道のりなので、そのコースは後回しです。

いずれボクに強靭な脚力と精神力とが身についたらチャレンジしたいですねぇ♪

そこで今回は富士急行「富士山駅」まで電車で行き、そこから歩いて「浅間神社」に入り、そこを「スタート地点」とし、「足和田山(五湖台)」「三湖台」「紅葉台」を抜けて「紅葉台入り口バス停」までのルートを歩こうと思います。

8時10分に富士山駅に到着し、ブラブラと浅間神社にたどり着いたのが9時を少し過ぎたあたり。今日の探索の無事をお祈りしていよいよ東海自然歩道を歩き始めました。

北口本宮冨士浅間神社の天狗様。あご髭が山男っぽい!

樹齢1000年と言われている、幹周8メートルを超える「冨士太郎杉」。デカい木っていうのはそれだけでパワーを感じますよね!

「富士講」の開祖である「角行(かくぎょう)」という方が、この石の上に「爪立」して30日間の修行を行ったと言われる「立行石」。そういう修行があることを初めて知りました。

ライン

2.ダラダラと続く一般道

最初の方は「国道139号線」を歩く感じ。しかも高速のインターチェンジ脇を歩いたりも。

東海自然歩道は一筆書きできない!

東海自然歩道は「一筆書き」で書けるような「一本道」だと思っていたのですが、どうもそうじゃないようなのですねぇ。

今回、歩こうと思っている「河口湖付近コース」ですが、「北口本宮冨士浅間神社」から国道139号線を進み、一度、国道を外れ再度国道を超えて「足和田山(五湖台)」へと登っていくルートが「正式」なものだと思っていたのですが、あとで紹介する写真の看板だと、足和田山の東に位置する「段和山」から「足和田山」方面へも「東海自然歩道」という標記がありました。

ま、国道でもこういうことはよくあるのですが、「東海自然歩道を踏破したい」と考えている人間にとっては、こういう「一筆書きから外れた道」をどうすべきか、悩ましいとことでもあるわけですww

浅間神社を過ぎるとすぐに国道139号線沿いを歩くことになります。

河口湖ICを超えると一瞬、こんな楽し気な森の中を歩くことになるのですが・・。

まだこのあたりは「自然歩道」っぽいですが、すぐに住宅街を進む道になり、その後、ハッキリ言ってどこが「東海自然歩道」か判らなくなりました・・。

その後、住宅街を抜け再び国道139号線と交わり、「大和田」にある「足和田山への登山口」を目指すことにしたのです。

ようやく「登山口」への道しるべを発見。途中でコンビニでアイスコーヒー飲んだり、ドンキで帽子買ったりしていたので、現在時刻は12時5分。最初からここまでバスとかタクシーで来ても良かった気もしますww

ライン

3.ようやく登山道に入る

だいたい12時30分ごろにようやくここにたどり着けました。「イノシシやシカが出てくるからゲートをちゃんと閉めろよ」という趣旨の看板が、ちょっとビビらせてくれますねぇ・・。

やっぱり山歩きは楽しい

ほぼ一般道を4時間以上もうろつきようやくたどり着いたのが、上の写真の金網のトビラでした。

「イノシシ」や「シカ」の文字だけでなく、「クマが出てくるからちゃんと閉めておけよ」って書いてあったら、絶対に入らなかったでしょうね。すでに長時間歩き続けていたので体力も気力もかなり萎えていましたから。

だけど山に入り土の上を歩いているとやっぱりワクワクしてくるわけですよ。 今回は「YAMAP」という優れモノのアプリを用意してきたので、ルートは完全に把握できていますから、道に迷うことも、ま、ないでしょうし♪

登山道の最初はだいたいこんな感じの「階段状の坂道」が多いですよね。これを登ることでその日の体調が判るってもんです。今日はマズマズかな。

こういう道を歩くのってホント、気分が良いです! ボクは「山登り」というよりも「森林の中を歩く」のが好きなんですよねぇ。

山の中で見つけるキノコは「理系おやじのロマン」なのです!

足和田山山頂の少し手前にある祠には「剣」が祀られていました。これは「大人になり切れないオジサンのロマン」ですね♪ 時刻は13時30分ごろ。

今回の山道は全行程でこのような「矢印」が設置されていました。やっぱ東海自然歩道はこうでなくちゃ。

ライン

4.足和田山・三湖台と見晴らしが良いコース

13時40分ごろに足和田山(五湖台)山頂に到着。まあまあの見晴らしですが、ここから「五つの湖を観る」ことはできない気がしますよねぇ。辺りの木々を全部切り倒せば観れるのかい?

河口湖かな? 西湖かな? ま、河口湖ってことにしましょう。

次の峠「三湖台」まであと2.8キロ。なだらかな道のりなので、ほとんど散歩気分で歩けるはず。

山中でよく見かけた花。「Picture This」というアプリで調べると「マルハダケブキ」という花のよう。この黄色度合いが実に良いです♪ このアプリ、山歩きや散歩するときには絶対持っていた方が良いですよ。気になった植物の名前が即座に解ります!

林を抜けると結構いい青空が広がってきました。いいねぇ、青空って!

ここが三湖台。今回の行程では一番開かれた場所でした。時刻は14時45分ぐらい。

これはほぼ確実に(w)西湖です♪

右の方がさっき上った「足和田山」のような気がします♪ その左奥の山は、「ヤマノススメ」で「富士山を観たいという あおいちゃんへのサプライズ」を計画して登った「三ツ峠山」らしい気が。どうなんだろう?

紅葉台を超えた下山道でなんと乗馬登山をされている方と遭遇! おもわず「カッコいい」と叫んでしまいました。

ライン

5.帰りのバスが少ないのが難点

最終が15時49分!
(▲印は「土曜日曜祝日運休」です)

こちらは一日三本ですから・・・。

バスが時間通りに来ると思ったら大間違い

実はこのバス停には16時頃には到着していのたです。そこで汗を拭いたり、水を飲んだりしながらボーッと16時46分のバスを待っていたのでした。

ところが時間になってもバスは来ません。ま、こっちも大人ですから(w)、文句も言わずジッと待っていたのですが17時になっても来ないんですよ。

で、なぜか「あ、このバスはなくなったんだな」と思ってしまったわけです。ま、基本的に思慮が浅いのがボクのスペックなんで。

最初は普通に「歩いて河口湖駅まで行こう」と思い、歩道があった「道の反対側」に渡り、テクテクと歩き始めたのですが、なんと5分もしないうちにバスが追い抜いて行くではありませんか!

ボクは反対側を歩いているので声をかけることすらできず、ただ唖然と行き去るバスを見つめていたのです。

その後、ボクが歩いていた歩道が突然、無くなってしまいました。 とてもじゃないけど猛スピードで車を走らせる観光地の国道の車道を歩くなんてことできませんから、近くのお土産屋さんで電話番号を聞き、ハイヤーを呼んだというわけです。4000円ちょい掛りました・・・。

そんなこともあり、ボクの脳裏には「田舎のバスは30分は待て」という教訓が刻まれたというわけです♪

Copyright KesaranPasaranLab (Nihedon&Mogu) All Rights Reserved.