1917年にイギリス人建築家のジョサイア・コンドル氏によって設計された、イギリスコッテージ風の建物です。
相変わらず「流行り病」が続いており「外出制限の雰囲気」が漂っているようです。そんなご時世ですから、今日のような雨の日の休日などは、家の中でゆっくり本でも読んでいるこもっているのが、ちゃんとした大人のやることなんでしょうね。
今の子供たちがどうなのかは全く興味がありませんが、ボクが幼少の頃には、雨の日には、近くの建築資材置き場や、空き家(結構あったんですよ、空き家が)に忍び込んでは、「秘密基地ゴッコ」をするのが常でした。
勝手に「会議室」とか「武器倉庫」とか決めて、妄想上の「敵」ををやっつける「作戦」を考えていたものです。
そのうち、大人から「なにやってんだ!」と怒られて追い出されることで、ボクらの「ミッション」は終了になるのですが、他の友達が追い出された後でも、一人「秘密基地」の中の「隠れ場」に閉じこもって、ドキドキした気持ちに包まれるのが、ボクにとっては最高のひとときでしたねぇ。
さすがに「還暦まで19ヵ月をきった」今のボクはそんなことはしませんけど、それでも雨の日になると「秘密基地に忍び込みたい」という欲求に包まれるわけです。
そんなわけで、都内でもかなり「秘密基地度の高い」と言われている(誰に?)、旧古河庭園に行ってきました。(2021年8月8日)
これが今回入手した「秘密基地の間取り図」。残念ながら一階部分しか入手できませんでしたが、二階や屋根裏などにも「秘密」があるに決まっています。
屋根の形状から「屋根裏部屋」てきなものがあることが想像できます。小さな窓からは絶対にスナイパーがこちらに照準を合わせているに決まっていますよ!
おそらくここが「コマンドルーム」です。司令官はここに常駐して、ここから庭園内に忍ばせている部下たちに無線で「悪の組織を倒すための作戦」を伝えているに決まっています!
この張り出した小部屋の中には、最強のコマンド部隊が息を殺して待機しているのです。司令官からの指示があり次第、完全武装した彼らがここから飛び出てくるに決まっています!
この奥はカフェのような場所になっているのですが、お茶を飲んでいる彼らこそ、腕扱きの諜報部員なのです。そうに決まっています!
屋敷内は撮影禁止でしたので、いただいたパンフレットから「怪しい場所」を抜粋して紹介します。
一階の主な部屋には「暖炉」があり、実際に暖炉の「鉄の扉」を外して中に入ることができそうなのです。当然、ボクは大人ですからそんなことはしませんでしたけど。
実は暖炉の中には秘密の抜け穴があって、イザというときにここから外部へ逃げられたり、殺し屋が潜んでいたりするのです。
浴室です。ここも抜け穴になっていることは間違いなく、さらに壁の一部を押すことで武器が取り出せたりもします。
ここで何食わぬ顔で紅茶とスコーンを楽しんでいる奴らが、実は世界を股にかけて諜報活動をしているスパイだなんて、誰も気が付かないのですよ。
ここに世界の要人をあつめて食事をふるまうのですが、当然、テーブルには隠しマイクが仕掛けられていて、国家秘密が筒抜けになるという仕掛けです。
二階は和室になっているようですねぇ(公開されていません)。和室と言えば当然「忍者」です。鴨居の上に絶対に彼らは忍んでいるはずです。
春と秋にはバラが咲き誇るようです。当然、そのトゲには「自白剤」とかが仕込まれているに決まっています!
雨が強くなってきたので、庭をほとんど探索することなく帰ってきてしまいましたが、あとで地図(下図)を見ると、かなり「秘密の場所」があるようなのです。
これは再度、探索をしなければなりませんねぇ。
当然、池の底にはミサイル基地があって、「イザという時」にはここから「敵の基地」めがけてミサイルが発射されるに決まっていますし、滝からは「小型探査機」が発射されるに決まっています!
凡人は騙せても「秘密基地歴の長い」ボクの目をだますことはできませんよ。このあたりは後日、調査を行います!