上の写真は陣馬山山頂です。陣馬山はボクがほぼ毎年(しかも何回か)登る山で、高尾山口駅-高尾山-城山-景信山-陣馬山-(バス)-高尾駅というコースは、早朝から夕方まで必要とする、疲労感と充実感とを堪能できる、ボクにとってお馴染みのルートです。
このコースは陣馬山から和田峠方面に下山し「陣馬高原下バス停」でまでがトレッキングコースなのですが、実は、和田峠からも更に北西方向に延びるルートがあるのです。
このコースのことは、それこそ20代の頃から知っていたのですが、いつも陣馬高原下バス停でバスに乗っていました。んで、ついい60歳に手が届きはじめた2021年10月に、はじめて「陣馬山より先」に行ってみたというわけです。
今回はちょっとひねくれて、陣馬山方面から先にいくのではなく、逆方向で「奥から手前」に、つまり、藤野駅からタクシーに乗り石楯尾神社付近から山道に入り、三国山-小藤山-茅丸-連行峠-醍醐丸-和田峠-陣馬高原下バス停というルートを歩いてみました。
ここが登山口の入り口。石楯尾神社前バス停からは1キロぐらいは距離があるかも。ボクはここまでタクシーで来たのですが♪
こんな沢筋を1時間強 登っていきますと、甘草水あたりに到着します。
陣馬山の名前と言い、なんとなく馬と関係ある場所なんですかねぇ。
ここから少し奥に入ったところに「水が湧き出る場所」があるようなのですが、その道が「けものみち」ぽくって、熊とか出てきそうだったんで途中で引きかえしました。その通りです、ボクは「単なる臆病者」です。いずれ強靭な意志の力を手に入れたら、水が湧き出る場所まで行ってみたいと思います。
三国山の山頂です。ここで地元で買ってきた「コンビニおにぎり」を食べました♪ 見晴らしはそれほどでも無いですかねぇ。
小藤山山頂です。見晴らしはほとんどないですが、ここの直前に「ちょい険しい岩場」がありますので、要注意です。
このコースは「巻き道」が多いコースと言えるでしょう。 つまり「ちょっとした高台」と、それを「迂回するような道」が、小藤山・茅丸・連行峠・醍醐丸 と 点在するコースなのです。
しかも「ちょいとした高台」を昇り降りする道が「観光ルートにしてはちょいと厳しいんじゃないの」という感じなのですよ。
なので、小学生クラスの子供連れだと、まちがいなく「巻き道」を進んだ方がよいですよね。ただし、その「巻き道」も、かなり細くてちょい怖いところもあるので要注意です。結論としては、小中学校の遠足でこのコースを選ぶのは、選んだ先生の「責任問題」に問われる可能性が多々あるのでやめた方が良いと思います、って感じですかねぇ♪
しかし巻き道を選ばず高台に登ると、こんな素晴らしい景色も観れるのですよ!
高台を過ぎると、次の高台まで、こんな感じの森の中の道をずーーと進むコースになります。
ダラダラと続く降り道(ときどき登り、たまに細い道)、ようやく和田峠の売店までたどり着きました。ここでは、陣馬高原下からなんと自転車でここまで登ってきた「サイクル野郎」たちがたくさん休んでいましたねぇ。あんな道をチャリこいでくるなんて、世の中には凄い人たちがいるもんです。
舗装道路ですが、永遠と続く降り道。こういう道が一番、膝に来るんですよねぇ。しかも車がびゅんびゅん走っているし、やんなっちゃうよ。
陣馬山から降ってくるときは、いつもここからこの道に合流しています。ここから陣馬高原下バス停まで、痛い膝をかばいながら小一時間かかって歩いていきました。