一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●小藤山から和田峠まで歩いてみた


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1.陣馬山の先に行ってみたかった

上の写真は陣馬山山頂です。陣馬山はボクがほぼ毎年(しかも何回か)登る山で、高尾山口駅-高尾山-城山-景信山-陣馬山-(バス)-高尾駅というコースは、早朝から夕方まで必要とする、疲労感と充実感とを堪能できる、ボクにとってお馴染みのルートです。

このコースは陣馬山から和田峠方面に下山し「陣馬高原下バス停」でまでがトレッキングコースなのですが、実は、和田峠からも更に北西方向に延びるルートがあるのです。

このコースのことは、それこそ20代の頃から知っていたのですが、いつも陣馬高原下バス停でバスに乗っていました。んで、ついい60歳に手が届きはじめた2021年10月に、はじめて「陣馬山より先」に行ってみたというわけです。

今回はちょっとひねくれて、陣馬山方面から先にいくのではなく、逆方向で「奥から手前」に、つまり、藤野駅からタクシーに乗り石楯尾神社付近から山道に入り、三国山-小藤山-茅丸-連行峠-醍醐丸-和田峠-陣馬高原下バス停というルートを歩いてみました。

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2.何度か歩いてみたくなる山

ここが登山口の入り口。石楯尾神社前バス停からは1キロぐらいは距離があるかも。ボクはここまでタクシーで来たのですが♪

こんな沢筋を1時間強 登っていきますと、甘草水あたりに到着します。

陣馬山の名前と言い、なんとなく馬と関係ある場所なんですかねぇ。

ここから少し奥に入ったところに「水が湧き出る場所」があるようなのですが、その道が「けものみち」ぽくって、熊とか出てきそうだったんで途中で引きかえしました。その通りです、ボクは「単なる臆病者」です。いずれ強靭な意志の力を手に入れたら、水が湧き出る場所まで行ってみたいと思います。

三国山の山頂です。ここで地元で買ってきた「コンビニおにぎり」を食べました♪ 見晴らしはそれほどでも無いですかねぇ。

小藤山山頂です。見晴らしはほとんどないですが、ここの直前に「ちょい険しい岩場」がありますので、要注意です。

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3.森を歩き崖を登り絶景を楽しむ事の繰り返し

このコースは「巻き道」が多いコースと言えるでしょう。 つまり「ちょっとした高台」と、それを「迂回するような道」が、小藤山・茅丸・連行峠・醍醐丸 と 点在するコースなのです。

しかも「ちょいとした高台」を昇り降りする道が「観光ルートにしてはちょいと厳しいんじゃないの」という感じなのですよ。

なので、小学生クラスの子供連れだと、まちがいなく「巻き道」を進んだ方がよいですよね。ただし、その「巻き道」も、かなり細くてちょい怖いところもあるので要注意です。結論としては、小中学校の遠足でこのコースを選ぶのは、選んだ先生の「責任問題」に問われる可能性が多々あるのでやめた方が良いと思います、って感じですかねぇ♪

しかし巻き道を選ばず高台に登ると、こんな素晴らしい景色も観れるのですよ!

高台を過ぎると、次の高台まで、こんな感じの森の中の道をずーーと進むコースになります。

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4.やはり降りは厳しい

ダラダラと続く降り道(ときどき登り、たまに細い道)、ようやく和田峠の売店までたどり着きました。ここでは、陣馬高原下からなんと自転車でここまで登ってきた「サイクル野郎」たちがたくさん休んでいましたねぇ。あんな道をチャリこいでくるなんて、世の中には凄い人たちがいるもんです。

舗装道路ですが、永遠と続く降り道。こういう道が一番、膝に来るんですよねぇ。しかも車がびゅんびゅん走っているし、やんなっちゃうよ。

陣馬山から降ってくるときは、いつもここからこの道に合流しています。ここから陣馬高原下バス停まで、痛い膝をかばいながら小一時間かかって歩いていきました。