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●西遊記気分で築地本願寺をうろつく


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1.建築家 伊東忠太の世界

東京人には説明不要ですが、築地というのは東京で最も大きな市場がある街です。その市場のすぐ近くにあるのがこの築地本願寺。ここから北西にちょっと歩くと歌舞伎座があり、さらにちょっと行くと「ゴジラが破壊したことでも有名な時計台」がある銀座四丁目の交差点です。

つまり銀座の中心地からちょっと歩いたところに、いきなり上のような「ガンダーラな世界」が現れるというわけ。東京の奥深さを感じちゃうでしょ♪

この築地本願寺を設計したのは伊東忠太という建築家です。詳しくはググっていただきたいのですが、そもそも「建築」という言葉を生み出したのがこの方なのだとか。なんとも凄い方のようですねぇ。

で、建物のデザインにも驚かさせられるのですが、ボクにとってはもっとグッとくるモノが築地本願寺に潜んでいます! 今回はそれらを紹介いたします。

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2.あらゆるところに異形が潜む♪

本堂入り口に続く階段脇に“いる”狛犬らしきもの。犬というより虎っぽいですし、彼にはなんと『翼』まであるのです! 『虎の穴』はこれをモチーフにしたんじゃないかなぁ♪

翼や尻尾のデザインがとても異国的。

本堂内で発見したケッコーなイキモノ。

ぼりゅーみーな牛。片方の角が折られているのは屈強な空手家との戦いのため?

「石から生まれた」という、例のアレ?

入り口の狛犬らしきものと、顔の形状が似ているので、こいつが成長すると背中から翼が生えてくるのかも。

尾の形がなんか良い感じ。「魔の力」を持っていそうな馬。

表情が不気味だし、両牙が折られているのも気になるし。

やはり、ぼりゅーみーな体躯。耳の形状も面白い。

ブルーの眉毛は「落書き」なのか? だとするとイカンなぁ。

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3.気分はガンダーラ

形状も色合いも日本の寺院とは思えない! 建物自体は昭和初期に、前述した伊東忠太氏によって建てられたものですが、当時の日本のエネルギーと斬新さとを感じますよねぇ。

本堂の内部。内部も異国情緒満載です。

電灯や窓の形にも隙がありません。

こういう「秘密部屋」的な場所が大好きです♪

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4.最近ではオサレ要素もある

境内にあるカフェ。意識高い系の高齢者が集まっています♪

本屋と併設されているというところもかなりオサレ。