2021年11月27日、東京西北部の「日の出山」に登ってきました。
ここに来るは初めてだったのですが、「日帰り山さんぽ50」という書籍で紹介されていた、JR青梅線の「御岳駅」から「ケーブルカーの滝本駅」までバスに乗り、そこからケーブルカーで一気に御岳山のすぐ近くまで行って、あとはのんびりと「日の出山」「麻生山」「金比羅山」と巡り、JR五日市線の「武蔵五日市駅」から帰るというコースを歩いてみました。
これは、一度ケーブルカーで登ってしまえば、あとは(その後も断続的な「なんとなくの登り」はもちろんありますが)基本的には降っていく行程です。
基本的には歩きやすい山道ですし、要所要所で見晴らしが良い場所があるのも嬉しかったですねぇ♪
御岳駅からのバスは超満員でした。ずーっと人ごみの中を歩き続けるのかなぁと、若干心配でしたが、御岳山山頂近くの「武蔵御嶽神社」を過ぎるとなぜか人もほとんどいなくなりました。他の人はどこに向かったのかは不明・・・。
ケーブルカー「滝本駅」の開け具合は「高尾山」並みです。
「御岳山駅」には 「鹿まんじゅう」というボク好みのモノまで売っていました。
ケーブルカーで登った先にもこのような民家が並んでいました。「山の上に別の世界がある」って書いたら失礼ですかね? でもなんかそんな感じ。
こういう道祖神にはグッときます。それにちょっとビビります。
「武蔵御嶽神社」です。ここはなぜか「御岳」じゃなくて「御嶽」なんだよなぁ。
「畠山重忠」の像。源頼朝軍の武将で、ボクが子供の頃に読んだ「牛若丸ものがたり」では、「一ノ谷の合戦」で急な崖を「馬を背負って下りた」という「怪力無双」ぶりを発揮していました! 武勇の誉れ高く清廉潔白な人柄ゆえ「坂東武士の鑑」と呼ばれた方です
武蔵御嶽神社からの眺め。実は雪がチラホラと降り始めていたんですよね。すぐ止んだので歩き続けましたが、まさか11月末に雪が降るとは思ってもみなかったです。
武蔵御嶽神社から日の出山に向かいましたが、このルートではほとんど人と会わなかったですねぇ。他の人はどうやって日の出山に登ったのかなぁ。
何かの自動販売機だったような♪ そしてここは何かの施設だったような気がします。
基本的にこんな感じの山道をノンビリと歩いていきます。気候も良いし、人も少ないし、そして時折眺めも良くなるし、楽しいルートでした。
ここが「日の出山山頂」です。意外と人が多いんですよ。彼らはボクとは違ったルートで登ってきたのでしょうかねぇ。
ところどころ紅葉していて良い眺めです。地球が丸いってことがなんとなく解りますよね♪
日の出山から麻生山・金比羅山へのルートに入ると、再び人がいなくなりました。繰り返しますが、他の人はどういうルートを歩いていたんだろう?
基本は降りみちをダラダラと降りていく感じです。
麻生山に行くには、日の出山から金比羅山に向かうルートの途中から「ピストン」で向かうのが一般的なようです。
ボクは「日の出山→麻生山→金比羅山」と「一筆書き」で歩いたのですが、このルートは結構わかりにくく、YAMAPなどのGPSツールがないと意外と迷うかもしれません。
一応「標識」は出ているのですが、道っぽくない崖を降りて、その後、鋭角的に曲がるのですが、その「標識」が「鋭角的に曲がってからでないと見ずらい」場所にあるため、「そのまま曲がらずに更に降りてしまう」可能性が高いんじゃないかと思うわけです。
なのでここが、今回のルートで唯一の「注意してくださいねポイント」ですね。
麻生山からの眺め。ここでも一人としか出会いませんでした。御岳山や日の出山にいたたくさんの人はどこ経由で降りているんだろう・・・。
金比羅尾根と呼ばれる道だと思います。人はまったくいませんでした。歩きやすく見晴らしも良い場所なんですけどねぇ。なぜ人気がないのだろう?
もしかしてこのルートに人気が集まらないのは「クマ」のせい? こんなの見るとかなりビビります。
杉の木業者のマークなのかな? こういう「自然と向かい合っている仕事」って、妙にグッときますねぇ。
絵にかいたような「山間の町」。ボクら世代は高圧電線に「カッコよさ」を見てしまうけど、これって世代によってかなり変わるようです。
オサレな人工物が見えてきたので、金比羅山山頂もすぐ近くなのでしょう。
金比羅山山頂にも神社があります。日本は山岳信仰の国ですからねぇ。
金比羅山の神社はなぜか「琴平神社(コトヒラ)」という標記です。このへんの言葉遊びが日本語の妙という奴ですよね。
金比羅山山頂からの眺め。向こうに見えるのは「なんとなく新都心あたり」かな?
絵にかいたような紅白の椿。
右の「丸い頭の道祖神」に注目です。
駅までの道のりで見つけた「接骨院の看板」。レッツゴー!
今回のルートの終点「武蔵五日市駅」。平地を歩いていると身体も冷えてきて、ゴアテックスの雨具を着込んで電車が来るのを待っていました。