幕末の「上野戦争」では、イギリス軍由来の「アームストロング砲」を「上野の山」から発射して、不忍池の対岸にあった加賀藩邸に着弾させたとの逸話が残っています。この距離で攻撃できる武器というのは当時は「アンビリーバボー」だったでしょうねぇ、それくらい広い池なんです(どんな説明の仕方なんだ・・)。
酒場で管巻くエロおやじから「不忍池の形は女性器を模していて、弁天堂は陰核の位置にある」という根拠不明の話を聞いたことがあります♪(実際は「女性器」や「陰核」という単語表ではありませんでしたが・・) 真偽のほどは判りませんが、弁財天は「美しい女性の姿」で表されていますので、なんとなくそんな感じもしなくもなかったりして・・・。
頭が老人で身体が蛇の「宇賀神」は、なぜか「美しい女性の姿の弁財天」と同一視されることが多いのですが、これは単に両方の神様のご利益が「利益・知恵」であることだけが理由なのでしょうか? なんかもう少しスッキリする説明欲しいですねぇ。
弁財天は音楽の神としての顔も持ち、琵琶がその重要アイテムなのです。ボクら世代(もしくはそれ以前)にとっては「弦楽器を携えたセクシー美女」といえば「スージー・クアトロ」なんですが、江戸時代の男どももそんな感じで弁天様を見ていたのでしょうかねぇ♪
河豚供養塔です。これは「調理された河豚」を祀っているのであって、「河豚にあたって死んだ人」を祀っているのではありませんので、念のため♪
こちらはスッポン供養塔。これも「調理されたスッポン」を祀っています。「スッポンに指を食いちぎられ、出血多量もしくは感染症で死んだ人」を祀っているわけではありません。
結構大きな鳥供養塔。何を祀っているかの説明はもう必要ないですよね♪ (ヒント:鳥インフルエンザで死んだ人を祀っているわけではありません)
これぞボクら世代では「包丁人 味平」で死ぬほど有名な「包丁塚」です。ただしこの場所で「洗面器の水に浮かべたキュウリを十文字に切ったり、アイスクリームの団子の中にジュースを入れた天婦羅を揚げたりする競技会」が行われた形跡はありませんでした。(判らない方は是非「包丁人 味平」を読んでね♪)
楽しそうなカップルをよそ眼に、上野の山からこの池を超えて着弾した「アームストロング砲」の威力に改めて感心しながら、不忍池をぶらついてきました。
もしかしてこれ「イシガメ」ですかえねぇ? この日唯一見つけた亀なんですが、首の脇に赤い模様も、黄色い模様も無く、甲羅に3つの峰も無いし、甲羅の淵はギザギザっぽいし、もしかしたらイシガメなのかも! これは良いものを発見しました。
とにかく鳥が多いです。
鳥の多い公園につきものの「餌やりマダム」です♪
実に見事なしだれ柳。夏の夜には絶対にお化けが出てくれるはずです!
蓮が水面を覆いつくしていました。夏頃だと花が咲くんでしょうね。この辺りはよく立ち寄るのですが、蓮の花を観に行くなんて風流なことをしたことがないので、全然覚えていませんけど。
一般の散歩人の方が描いたと思われる手書きポスターです。結構良いこと書いてありますよ。
公園の環境は皆で守っていきたいですよね。
不忍池のほとりに今も残る「ストリップ劇場」。これぞ「The 昭和」ですよ! 画像処理で消してありますが、午前中にも関わらず既に5・6人のオジサマたちが並んでおりました♪
従来の「昭和的な淫靡なエロ」ではなく「健康的で明るいエロ」に変わってきているような気がします、ちょっと残念♪
このネーミングが味わい深いです♪