天然記念物にも指定されている「厳美渓(げんびけい)」は、栗駒山から一関市(岩手県)に流れる磐井川の侵食によって出来上がった渓谷です。
このあたりは「団子文化地区」らしく、あたりにはたくさんの団子屋が建ち並んでいますが、なんと言っても「空飛ぶ団子」の呼び名の「郭公だんご」が超有名。
ボクが買った団子の入った籠(上の写真で飛んできている)には「本日売り切れ」と書かれた板も一緒に入っていました。つまり「最後の団子」だったわけです。超ラッキーです。この日は土曜日、ボクが買った時間はだいたい午後2時ごろ。ここを訪れるときにはこの時間を目安にしてください。
籠の中にお金を入れて手元の小槌を叩くと、籠がスルスルと川の向こうに“飛んで”いき、しばらくすると団子が入った籠が上の写真のように“飛んで”くるのです♪
とても上質なお団子。食べ応えも十分。「ゴマ味」が美味かったなぁ。餡子はウイスキーの充てに、「みたらし」には一味唐辛子をかけて食べたいかも♪
厳美渓の岩肌は、変成作用による方状摂理がとても美しいです。
団子を買う場所の岩肌はかなり滑りやすく、ヒール系の靴はやめた方が良いですね。
すぐ近くにある「サハラ ガラスパーク」。超レトロな雰囲気に魅せられフラフラと入っていきました♪
水を抜かれた噴水。より昭和らしさを醸し出してくれて、ボクにとっては大当たりのオブジェです♪
多種のガラス製品が販売されていましたが、一番惹かれたのが「蠅取りガラス」です。買わなかったのがチト悔やまれます。
サハラ ガラスパークの中には、入り口からは想像できない(w)オシャレなカフェがありました。
1999年に廃校になった「林際小学校(はやしぎわ小学校)」を改修した施設です。建物内は小学校時代の雰囲気が残されていて、宿泊、研修、食事などに利用されています。
ボクは普段、ビジネスホテル宿泊が主なのですが、今回は「折角だから」と知人に薦められ、ここに泊まってみたのです。
建物の中をうろつくだけでもワクワクしてきます♪
下駄箱も当時のままのようです♪
校歌を元にオリジナルソングをつくったことは秘密です♪
田舎の学校の雰囲気が実に良いです♪
このオルガンは貴重品ですよ!
この辺が日本の小学校ぽいです
部屋番号はこんな感じ♪
裏側がこれまた実に味わい深いのです
小型で田んぼなどに生息するヘイケボタルと比べ、大型で、キレイな川に生息するゲンジボタルは、その生息域がどんどん減ってきているのだとか。
そんなゲンジボタルの生息域が宮城県 東和町にあり、しかも、ゲンジボタルの活動時期が6月上旬から7月上旬までだということなので、今回の「東北ツアー」で見に行ってきました。
あいにくの雨だったのですが、宿を出ていざ出発すると、雨もほぼ止んでくれたではないですか! どうやら今回の東北ツアーはツキまくりのようです♪
実際のゲンジボタルは、「あたり一面光輝く」とはいきませんでしたが、それでも川面にチラホラと灯りが飛び交うシーンを味わうことができました。
ゲンジボタルの活動時期はもうわずかですが、今年を逃してもまた来年があります。これは是非、チャレンジですよ♪
岩手県陸前高田市にある玉山金山は、かつては大量の金が採取された「黄金の国ジパング」を支えた金山なのだとか。
通常、金山では水晶も採取されるらしく、つい最近まで、玉山金山跡には観光客が訪れて、水晶を発掘(とは言っても、地面の上の方に出てきた水晶を拾う程度でしょう)していた場所だったようです。
今回の東北ツアーでも期待に胸を膨らませてこの地を訪ねたのですが、残念ながら金山跡地は関連組合管理の場所となっており、一般人は立入禁止区域でした。
なので、金山跡地から続く側溝に溜まった土砂を集めた場所をゴニョゴニョとほじくって水晶を探してみました。
そうして集めた「なんとなく水晶っぽいと思えなくもない何か」が↑の写真です♪
同行してくれた のりぷぅ☆彡さん が、かつて(場所は不明)発掘した水晶です。今回の記念にと、なんとプレゼントしてくれました! いつかはこういうのを自分で発掘してみたいです♪
こういう「発掘プレイ」は、子供たちにとってもすごく勉強になることだと思いますので、可能なら是非、一般開放して欲しいですねぇ。よろしく哀愁♪
以前どこかで聞いたことがある「バケツジンギスカン」という名前に惹かれ、店をググり、最初にでてきたのが「あんべ」というお店。
行ってみると、バケツジンギスカンセット(つまりハードウエア)は販売していましたが、店舗での飲食は↑のような普通の形態でした。
ちょい残念な気分も、実際に肉を頬張ると即、晴れ渡りました♪
肉が美味いし、タレも良いんだよなぁ。唐辛子が尖がった感じで効いていて、甘ったるいものが苦手なボクにとって、これは絶品でした♪
マトンとラムがありましたが、ボクの感想では「肩ロースは濃厚なマトン」「モモ肉はフレッシュなラム」が良かったような気がします♪
バケツジンギスカンの内部はこんな感じ。これさえあればどこでもジンギスカンを楽しめそう。固形燃料を使います。
バケツジンギスカン(ハードウェア)はネットでも購入できます。銀色に輝くフォルムはオブジェとしても最高♪
遠野と言えば河童と宮沢賢治。以前は 河童探索でこの地を訪れました が、今回は「銀河鉄道の夜」にちなんでのSL見学をしてきました。
遠野駅で入場券を購入し「SL銀河」をたっぷりと堪能。いやー、SLって近くで見ると凄いわ。凄いとしか言えないわ。デカいし、重そうだし(実際に重い)、熱そうだし(実際に熱い)、メカメカしいし♪
140円の入場券で30分ぐらい楽しめました。
メカメカしさがタマラン
駅員さんの愛がタマラン
この滝のある洞窟の名前は「滝観洞」。これを「ろうかんどう」と読める人は、この場所を知らない人では、ほぼ皆無なんじゃないかなぁ。それともボクが無知なだけ?
身長183センチのボクにはちょっとキツイ曲がりくねった約800メートルの洞窟を、エッチラホッチラ進んだ最深部に↑の滝を見つけた時は、もう絶叫もの!
滝つぼがそのまま地底湖になっていて、青色のライティングで神秘的ったらありゃしないです。
滝の名前は「天の岩戸の滝」ですが、これが記紀にでてくる(天照大神が籠った)天の岩戸とどう関係があるのかは不明です。ま、そんなことどうでもいいくらい感動モノの洞窟探検でした。
臆病者のボクとしてはこの岩の間をすり抜ける時にかなりビビりました。
地下川や地底湖の水面によって溶食されてできた棚状の窪みで「ノッチ」と呼ばれているらしいです。
途中に天井の高いドーム状の場所があり、観音様(?)が祀られていた。
映画「八つ墓村」のロケ地になった洞窟。八つ墓村自体は山陰地方が舞台だったはず。
小一時間の探索の末、ようやく出口にたどり着いたボクの雄姿♪ (のりぷぅ☆彡さん撮影)
安達ケ原の鬼婆の話は概ね「老婆の家に泊めてもらった旅人が、老婆の部屋を覗くと骸骨が散乱していて、老婆が鬼婆だったことを知って逃げ出す」という、ありきたりの内容です♪
が、しかし、別話として「自分の娘の病を治すために“胎児の生き胆”を得るために旅に出た母親が、ようやく身重の女性を捕らえることができ、その腹を切り割いて退治を得たのだが、その身重の女性こそ、自分の実の娘だと解り、気が狂って鬼婆になった」という、とんでもなくグロい話も残っているのです。
「民話には必ず、その元になった史実がある」という観点から見た場合、この「安達ケ原の鬼婆」の伝説の裏には何が隠されているのか興味深いところではありますねぇ。このことについては別途 このサイトに 書いてみたいと思います♪
観世寺の中にある資料館。ここに来れば「安達ケ原の鬼婆マニア」になれます。
観世寺の近くにある「鬼婆の墓」である「黒塚」です。何故この地に鬼婆伝説が残っているのかは実に興味があります。
さすがは南三陸のお店。鮮度が違うし値段も安い。ウニがミョウバン臭くも銀紙っぽい味もしないのが感激!
シンプルだけど葉ワサビが凄く酒に合う。スルメイカの胆(ゴロ)が新鮮で最高。
このレベルのホヤは、東京じゃ絶対に無理! 銀紙っぽさが全くしない。海そのものを食べている感じ♪
実がプリプリで大きくて甘くて♪ まさに運命を感じる味です。なので秘密にしておきたいなぁ。確かに佐藤錦も凄いのですが、それを遥かに超えているのです。繰り返しますが、くれぐれもこの事は秘密ですよ♪
遠野で買った河童たち。
左の木彫りは遠野の街のいたるところにいる「遠野河童のベタすわり版」です(他に「体育座り版」があります)。真ん中のは魔除けの河童。これで毎晩の悪夢から解放されるはず。右は「河童捕獲証明書」。 以前買ったものとデザインが違う と思ったら、どうやら毎年デザイン変更しているらしいですねぇ。