3.北丹沢付近コース

今回踏破したコースです

東海自然歩道「3番目のコース」として紹介されている 「北丹沢付近コース」ですが、公式ページでも 「東海自然歩道の中でもめずらしい山岳コース」として紹介されている通り、 奇麗な沢あり、木漏れ日きらめく森の中ありと、とても素晴らしいコースなのです。

しかしそうは言っても「山は山」。舐めてかかるとトンデモナイことになってしまうという、忘れられない経験を強いられることになってしまったのです・・・。(2021年7月17日)

清流と森に囲まれた山岳コース

真夏日にも関わらず涼しい風と心地よい川の音が実に優しい登山道(のはずでした)。

畦ヶ丸山頂/この時点で結構疲れて切っていたんですよね。

丹沢を舐めてはいけない

登山道にあった看板によれば、風雨などにより一部のルートはかなり厳しい状態になっていて、「東海自然歩道のルート」も一部変更になっているようです。

「東海自然歩道」といえども危険な場所もあるんだなぁと、ちょっとこの時に、なにやら悪い予感がしたのも確かのですが・・・。

しかし基本バカなので、「次回は『畦ヶ丸』から『菰釣山(こもつるしやま)』を抜けて『浅間神社』の方まで縦走してみたいなぁ」なんて呑気なことを考えていたのです。

下の写真にある「矢印」を「尾根伝いに」降りていけば「大滝橋バス停」に 着けるはずだったのですが、 どこで間違えたのか、人が足を踏み込んでいなさそうな場所に入ってしまったのです。

あとで地形図を見て分かったのですが、 この先で登山道は「尾根」から外れて「沢沿い」に 進むことになっていたのですが、ボクはそれに気が付かず、 ずーっと尾根道を進んで行ったら突然そこで尾根が終わってしまい、 沢へ降りる急勾配となっていたのです。

で、少し疑いながらも、その急こう配を降りてしまったことが、悪夢の始まりでした。

沢からなんとか抜け出し、ホウホウのていで携帯電話が入る場所をみつけ110番し 、その後、山岳救助隊や地元消防隊員の方々に確保されたのが夜の9時過ぎでした。

その後、テーピング治療を施していただき、場所によって隊員の方に背負われたりして、やっとの思いで下山できたのが、夜中の2時過ぎ。

救助していただいた「松田警察署山岳警備隊の方々」や 「地元消防隊の方々」の「応急処置技術」「登山技術」「体力」など、 本当にすばらしく、また「ケガをしていたボクに対する気配り」も していただき、感謝と申し訳なさと、 そして彼らに対する憧憬の念とで、本当に胸がいっぱいな気持ちです。

「東海自然歩道」ということで完全にナメていたボクが100パーセント悪かったのです。山歩きを愛しているつもりだったのに、ボクは山にたいする畏敬の念がまったく欠如していたのでした。

自宅に無事帰り、カメラを調べてみると、上の最後の写真以降、何も撮影されていないことが判りました。動揺して写真を撮るゆとりなどなかったのです。撮影していれば「遭難した場所」をくわしく知ることもできたかもしれませんが、確実なことは覚えておりません。おそらく「屏風岩」の北側のどこかの「支尾根」にはまり込んでいたのだろうと推測されます。

今回の記事は、ボク自身への戒めのために書かせていただきました。深く反省し、そしてなによりも、救助いただいた方々への感謝の気持ちを決して忘れないように胸に刻み込みたいと思います。

頼もしい山岳救助隊員のイラストですが、実際の隊員の方々は更にもっともっと頼もしく優しい方々でした。

これまで踏破した道