アラハバキ神を拝みに行ってきた/二宮神社(東京都 あきる野市)

アラハバキとは、東北から関東のエリアで、縄文時代にまでさかのぼり信仰されていた神さまの呼び名ではないかと言われていますが、残存する我が国最古の書物である「古事記」や「日本書紀」には一切出てきません。しかし、古くから残る神社には「客神(きゃくしん)」として主祭神とは別にアラハバキが祀られている場合も、結構多いのですよ。

今回は東京の「あきる野市」にある「二宮神社」に行ってきましたが、“武藤郁子さんの書かれた「縄文神社」”を参考にさせていただいております。この本、実に面白い本なので、こちらも是非ググってみてください!

二宮神社のアラハバキ神社

二宮神社においては「荒波々伎」と書かれていましたが、一般的には「荒脛巾」と各場合が多いようです。 「脛巾」とは「旅のときなど足を守るために脛に巻く布」のことらしく、「星一徹が付けていたゲートル」のようなものなんでしょうね。

日本書紀にも出てきた「大和を追われて北に逃れたナガスネヒコ」にも「スネ」という文字が使われていますし、どうやら「大和朝廷と敵対する民族」には「脛」が関係あるのでしょうか?

大和朝廷から逃れて長い旅路をした末に関東・東北地方に移り住んだ彼らにとって「健脚であること」はとても大切なことだったのだと思いますが、それが関係あるのかもしれません。

そんな理由からかどうかは不明ですが、「アラハバキは健脚の神様」としての位置づけもあるようで、二宮神社の「門客神神社」である「荒波々伎神社」では、ワラジが祭られていました。

健脚こそが良い人生の秘訣です。最近お祈りすることっていったら健脚祈願ばかりです。

「大地確踏」という表現はググっても出てこないようですが、雰囲気は伝わってきます。

アラハバキ神社の全景

縄文時代から神聖だった場所

雨ごいが行われた湧き水

鳥居をくぐり階段を昇ったところで振り返る。かつては絶景が眺められたのでしょう。

二宮神社の境内。実に厳かな雰囲気!

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