小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)によって世に知らしめられた「雪女」ですが、ボクはてっきり東北地方の民話が元になっていると思っていました。ところが実際は東京都の青梅がその舞台だと知り、さっそく青梅に「雪女探し」に行ってきたわけです。
そこで判ったのが「青梅は妖怪の宝庫」だということ。「小豆洗い」が出没する川まで残っていました。今後も青梅から目が離せませんねぇ♪
小泉八雲の「雪女」とは、
・二人の男が川の向こうの山に行き山仕事をしていたら大雪になり、川岸の船頭小屋で寒さをしのいでいた。
・夜になると雪女が現われて冷たい息を吹きかけ、一人の男は死んでしまった。
・もう一人の男は「若かった」という理由で見逃されたが、「決してこのことはしゃべるな」と雪女から言われた。
・生き残った男は後に「雪」という女性と結婚して子供を得た。(この名前が出てきたときにオチはわかりますよねぇ♪)
・ある日、男はつい雪女の話を、妻の「雪」にしてしまった。
・妻の「雪」は実は雪女で、「しゃべったな」と言ってその正体を現した。
・雪女は「お前を殺すと子供が生きていけないから見逃すが、子供を不幸にしたら許さないぞ」と言い残して消えていった。
とまあ、こんな話です。
この話で出てきた「川」とは「多摩川」のことで、「山」とは多摩川の南側の山岳地帯のことらしいのです。
青梅駅近くの「昭和レトロ商品博物館」の2階が「雪おんな」の展示室となっています。
かつて青梅はなかなかの積雪地帯だったようですよ。
駅から10分程度の場所にある「宗建寺」の脇を流れる川(というより沢)には、「あずき婆」という「小豆洗いの親戚」みたいな妖怪が出るようです。
夜な夜なザキッザキッという「小豆を洗う(とぐ)」音をたてながら、 「小豆とごうか、人を食おうか……」と歌うのだとか。ま、小豆をとぐ方を選択していただきたいものです。
「宗建寺」から更に15分ぐらい歩いた場所にある「男井戸・女井戸」です。
ここは「親切な老夫婦へのお礼」として弘法大師が「杖を突き刺し水を噴出させた」という由緒正しき伝説が残る井戸ですが、何故か「あずき洗い」や「雪女郎」が出没するという逸話も残っているのです。「雪女郎」というのは小泉八雲の雪女とは別種の「雪っぽい妖怪」なんですかねぇ?
青梅には他にも妖怪伝説がたくさん残っているようです。継続的に探索しにきたくなりました♪