一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●大海原を羽ばたく輝く翼「トビウオ」


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1.土肥の夏の風物詩

伊豆の西海岸にある漁港街「土肥(とい)」では、夏になると普通の街の食堂などでも「とびうお料理」が登場しはじめるのです。

「とびうお」は、そのスマートな形状どおり、クセがない上品な味なのですが、味わいもしっかりとしているので、伊豆の酒にも合いそうですし(残念ながら酒のアテで食べたことがないのですが)、ガッツリ飯を食べるときのオカズとしても、十分満足できる魚なのです。

さらに嬉しいことに、「動脈硬化や生活習慣病にも効く」てきな効果もあるらしいじゃないですか! 痛風持ちのボクにとっては嬉しいったらありゃしないです。

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2.美しい翼にうっとり

美味しくて身体にもよい「とびうお」ですが、なにより、その美しい翼がたまらないですよね! 透明でピシっと広げられた姿には理系魂をくすぐる要素が満載です。

「とびうお定食」を食べ終わったときに残った「あまりにも美しい翼」を、ボクは愚かにも持ち帰って胸ポケットに入れていたのですが、案の定、すぐに生臭くなってしまいました・・・。

とびうおの翼を模したアクセサリーとか、そのうちでてきそうな予感がするのですが、どうでしょうか♪

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3.網を使って空中でキャッチ

実は土肥では、初夏の夜、地元旅館に泊まっている子供たちを対象に「飛んでいる とびうお を網で捕まえる」というイベントが開催されているのです。

子供たちが船の上で網を振り回して、飛んでいる魚を捕まえているという光景は、実にシュールじゃあないですか! これって「知られざる『夏の風物詩』」ですよね。

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4.ついでに「白びわ」の紹介も

飛び魚シーズン開始時期とほぼ同時期に伊豆で取れるのが上の写真の矢印で指した『白びわ』です。

普通の『びわ』よりも小さくて白っぽく、そして甘みが濃厚なのです。すごく美味しいのですが、傷みやすいのと生産高がそれほど多くないので、ほぼ地元でしか食べることができません。

こう言われると、食べてみたくなってでしょ♪

さらにこの『白びわ』も痛風に効くという話もあるのです!

なのでボクは一時期、毎年のようにこの時期に土肥を訪れて「白びわ」を入手していたことがありました。実を食べるだけでなく、葉っぱを乾燥させてお茶にして飲んだり、種を乾燥させ茶色い薄皮をむいてから『種酒』なんかも作っていたのですが、これらも痛風には良いらしいんですよ♪

とびうお料理と 白びわとで、初夏の恵を楽しむと同時に、体質改善を行っていきましょう♪