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●サービスエリアの丼レベルを凌駕した味「焼サバほぐし丼」


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1.サービスエリアもここまで来たか!

とにかく美味かったんです! 魚好きにはたまりません。やっぱり魚は焼いたのが最高ですねぇ。刺身には刺身なりの良さがありますが、やっぱり「焼き」ですよ! 地球上で唯一「火を使う」事を神から許された人類が到達した「最高の料理」、それが「焼き魚」なのです! って、普段は「神」のことなんて考えてもいないボクが思わず「神」を口にするくらい美味しい料理なんですってば!

焼いた身を「ほぐす」というのも良いですよねぇ。サバの香ばしい風味が三倍になるような気がします♪ こういう「ひと手間」が嬉しいんですよね。「神は細部に宿る」とはまさに「焼サバほぐし丼」のためにある言葉なのです。

こんな素晴らしい料理が「高速道路のサービスエリア」で食べられるというのが、もう「神がかって」いますよ。「神」を連発するくらい美味かった「焼サバほぐし丼」でした!

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2.焼津漁港は特定第3種

焼津漁港は銚子漁港に続いて日本第2位の漁獲高を誇り、中でも、カツオとマグロは日本1位。サバは銚子、石巻に続いて第3位なのだそうです。

今回調べて初めて知ったのですが、日本の漁港は「第1種」から「第4種」までのランクがあり、第1種は地元漁業を主とする小規模漁港で、第3種が全国的に利用される漁港という切り分けがあるようですねぇ。(第2種はその中間で、第4種は離島等の漁港)

で、その第3種の中でも特に重要な漁港を「特定第3種」と呼び、現在日本に13の特定第3種漁港があるのだとか。

そして、焼津漁港も特定第3種漁港です! こういう数字によるランク分けは「ジャンプ世代」には実に判りやすいですよね♪

この値段はかなり嬉しい!

早朝のSAでいただきました

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3.アニサキスに気をつけろ

今回の「焼サバほぐし丼」とは関係がありませんが、サバのことをよく「足が速い」と表現しますよね。当たり前ですが、これはサバは「腐るのが速い」ということですよ♪

さらにサバには「アニサキス」という寄生虫がいることでも有名です。これは「アニサキス」が生息する南方の海をサバは回遊するので、その際にサバ体内に取り込まれることが原因なのだとか。つまり、回遊をしない「関サバ」などには「アニサキス」は寄生しずらいということのようです。なので「関サバ」は刺身でも食べる風習が起きたのでしょう。(ま、それでも、油断は禁物ですが)

この「アニサキス」ですが冷凍で死滅させることもできるので、一度冷凍保存し解凍して食べるなどの方法が一般的なようです。

この方法はサバ以外にもいろいろな「寄生虫がいる魚介類を生食するため」に利用されていますが、冷凍すると「魚の体内の水分が氷になるときに体積が増え、その結果、魚の細胞を破壊する」ために、魚のうまみ成分が排出されてしまうことにもなります。

しかし「我が国の魚大好き科学者」の努力によって、体内の寄生虫は死滅させるが、魚の細胞は極力破壊させない、という特殊な冷凍&解凍方法も生み出されているらしいですねぇ。さすが「魚大国・科学技術大国」の日本です♪