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●香りが違う「富津の生海苔」


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1.乾海苔も良いけ生海苔の香りは格別

市場に出ている海苔はいわゆる「乾海苔」で、藻類を乾燥させシート状にしたものですが、冬の時期、海苔の産地では「乾燥させていない生の海苔」を味わえるのですよ!

そんな噂を聞き、2014年の2月に富津市で開催していた「生のリフェアー」に行ってみたときの記録です。(その時は2013年12月15日から2014年3月31日までの開催でした)

そこで食べたのが上の写真の「生海苔あられ蕎麦」、たぶん「人生初の生海苔」ですが、とにかく香りと味わいが素晴らしく、食べた時に「濃縮された海そのもののエキスで鼻腔や口腔が満たされる」ような感覚なのです。

ここでいう「あられ」とは貝柱のことで、プリプリした食感がより一層「生海苔パワー」を高めてくれたという感じですかねぇ。そしてカツオだしの効いた甘めの汁、これもまた良いんですよ。もちろん蕎麦も逸品。生海苔・貝柱・カツオ出汁・蕎麦の四重奏がボクを至高のひと時へと導いてくれました♪

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2.富津の海苔は質が違う

東京湾アクアラインの海ほたるを超えたあたりでも「海苔棚」が目立つように、千葉県富津地方の海苔は江戸時代から「上総海苔」と呼ばれ、大変人気があったそうです。 香りの高さは全国一と言われ、現在でも高級寿司店での需要がかなり多いようですねぇ。

全国海苔貝類漁業協同組合連合会(漢字ばっかり♪) のサイトを見ると、生産量では兵庫・福岡・佐賀には及びませんが、海苔一枚あたりの単価では千葉が圧倒的であることが判りますよ。

味も香りも濃厚なので、生海苔はカレーに入れてもイケルのだ!

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3.冬は富津に生海苔を食べに行くべし

意気揚々と出かけた「生のリフェアー」ですが、実は街中で特に派手な演出も無く「生のりフェアー」と書かれたノボリをたまに見かけるという感じだったのです。ま、逆に人ごみがニガテなボクとしては有難かったのですけどね。

この「生海苔」ですが、一年中食べられるものではなく冬の時期の生産地でないと手に入らいので、(あまり教えたくはないのですがw)この時期の富津で「生海苔体験」してみることは、貴方の人生の宝物になるかもしれませんよ♪