香り高い鮎の風味は、まさに初夏を堪能させてくれる食材です。遠火でジックリ焼いたり、骨まで柔らかく甘露煮にしたりと、あと、骨酒なんかも嬉しいですよね。だけど難点は「ちょっとお高いんじゃないんですか?」ということ。
しかしご安心あれ「道の駅 きつれがわ」では、写真のような、ホクホクしたご飯に鮎の香りが染み渡る「日本人の最高の贅沢・初夏版」ともいえる「鮎めし弁当」や、「日本の魔改造文化の賜物」である「ラーメン」に「焼き鮎」を入れた「鮎らぅめん」などがお手頃価格で食べられるのですから!
古河公方ゆかりの喜連川地区は江戸時代は宿場町として栄えた場所だっのですが、東北本線や烏山線の駅建設などを拒んだため、地域開発が遅れてしまったのだとか。 でも、それが幸いして、東京からそんなに遠くない場所にもかかわらず今でも豊かな自然が残り、鮎の産地になっているのですから、何が幸いするか判らないですよね。
ボクの人生はとても「勝ち組」と呼べるようなものではないですが、開発の波に乗り遅れた喜連川に美味しい鮎が残ったように、ボクの人生にも何か良いこともあるかもしれないなぁ、なんて思いながら鮎めし弁当、鮎ラーメン、鮎の甘露煮の「鮎づくし」を味わってきたのです♪
ボクにとっては「道の駅 きつれがわ」は「お手頃価格で鮎を堪能できる場所」ですが、一般的には「露天風呂を供えた大浴場と、水着着用のクアハウスが一体となった施設がある場所」なんだと思います。
施設の看板によると、喜連川温泉は良質なナトリウム塩化物泉で、日本三大美肌の湯に選ばれているとのことですよ。ちなみに他の二つは「佐賀県の嬉野温泉」と「島根県の斐乃上温泉」らしいですから、興味ある方は是非コンプリートしてみてください♪
喜連川=きつれ≒きつね=狐 ということなのでしょう♪