一人旅ネタ&散歩ネタを紹介|けさらんぱさらん|

●バカガイは馬鹿美味いぞ!


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1.「青柳」よりやっぱり「バカガイ」と叫びたい

寿司ネタでは「青柳」として有名ですが、下にも書きましたが正式名称は「バカガイ」の方なんですよ!  一見ふざけた名称のようですが、江戸時代から貝柱といえば「バカガイ」と言われるほど凄い存在だったのです。バカガイを侮ってはいけませぬ。

今回は、そんなバカガイのメッカ、千葉県の富津に行って、これでもかというぐらいバカガイ料理を食べてきたときの紹介です。これでいいのだ♪

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2.料理のバリエイションも豊富!

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3.バカだぁバカだぁよ、我らはバカだぁ

上にも書きましたが「バカガイ」はちゃんとした学名で、分類的には「バカガイ科・バカガイ属」となります。 名前の由来は大きく二つあるようで、「馬鹿みたいに口を開けて中身が出ているから」という説と、「貝殻(=貝の家)が壊れやすいので、破家貝とも呼ばれ、転じて『バカガイ』となった」という説です。

江戸っ子にとって「バカガイ」の貝柱はミル貝やホッキ貝なんか足元にも及ばないくらい超メジャー級な存在だったらしく、 単に「貝柱」と言えば「バカガイ」の貝柱を指したことは上にも書いた通り。

「バカガイ」がいかに有名だったかを示すものとして、江戸時代に流行った鎖言葉に 「牡丹に唐獅子、竹に虎。虎を踏んまえ和唐内。内藤さまは下り藤。富士見西行うしろ向き。むき身蛤、バカ柱。柱は二階と縁の下。下谷上野の山かづら。桂文治は噺し家で、でんでん太鼓に笙の笛。・・・(以下、鬼のように続く)」 というのがあるのです。

ここに出てくる「バカ柱」は「バカガイの貝柱」のことなのですが、この「バカ柱」という呼称もインパクトがありすぎですよね♪ でも、これでいいのだ!