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●ロテサリーで肉をグルグル焼くと、人は幸福になれる!

自宅で育てたローズマリーを刻んでまぶし焼くのがボクの定番かな。

ココにも書きましたが、人類にとっての「肉食」とは単なる「栄養を摂取」ではありません。

自分の近隣の種である「哺乳類の肉」を食することは、かつてまだ「人類」が「サル」だったころの忌まわしい記憶、つまり「同胞の子どもを殺し、その肉を部族内で食することで、一種の連帯感や高揚感を得ていた頃の記憶」を喚起させる「特別な行為」なのだと、ボクは考えている次第です。

それこそが「肉を食らうことから生じる幸福感」の秘密なわけですよ。

進化により、肉を生ではなく加熱してから食べるようになると、「肉を焼く」という行為の中にも、この「罪の意識」を内包するようになってきました。「肉を焼く」行為は「禁断の快楽を得るための神聖なる儀式」へと昇華していったのです。

で、ロサッティーです!

我が国では馴染みの薄いこの調理器具、ようは「肉をグルグル回しながら、真っ赤に輝く灼熱の電熱線によって焼くための調理器具」なのですが、このマシンの中で「焼けていく肉を眺める」ことで、あたかも魂に悪魔が忍び寄ってくるがごとく「背徳的な喜び」が身体全身を駆け巡ってくるのです♪

ボクの所有するロテサリーマシンは米国製なので、1キロぐらいの肉をグルグル回して焼けるパワーがありそうです。 ま、ちゃんと仕様書を読んでいないので、ホントのところはわかりませんけど・・。

最近では週に2〜3回の割合でスーパーで肉の塊(たいていは豚ロース)を買ってきては、禁断の高揚感に浸りながら肉を焼いています。毎回スパイスを変えてみたり、数日マリネしてから焼いてみたりと試行錯誤するうちに、だいぶ「ボク流」が整ってきた感じですかねぇ。 

フェンネルシードをまぶして焼いてみた。これもかなりイケる!

これまでにも書いたように「肉を調理する」ことは、我々に幸福感を与える特別な行為です。そしてもちろん、その肉を食らうこともまたしかり。

本来ならば「焚火で直接、肉を焼く」方が、得られる快楽度は高いのでしょうけど、都会暮らしだとなかなかそんな経験もできません。

なのでロテサリーなのです!

ロテサリーで肉をグルグル焼き、それを眺め、そして食らう。

これにより人類は至高の境地へとたどり着けるのです! 幸せになりたければ「肉をグルグル焼け」。まさにこれは真理です。

さあ、今日も肉を焼くぞ!