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●ここなちゃんを探しに高尾山の1号路で登り6号路で降りてきた


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1.全体の行程

痛風が完治したことを確認するプロジェクトの第5弾

ボクにとって「人生の伴侶」ともいうべき「痛風」なのですが、最近だいぶよくなってきたようで、それを確かめるために、毎週末、ちょっとした距離を歩くようになりました。

昨日はコミック&アニメの「ヤマノススメ」で「インドア系の内気な女子高生」が初めてのぼった「天覧山」と「多峯主山」に登ってみたのですが、ゆっくり歩いたこともあり、痛風の痛みを感じることなく無事に歩き続けることができたので、翌日の今日、高尾山に登ってみることにしたわけです。(2021年5月30日)

ヤマノススメと同じルートで高尾山を歩いてみる

ただ登るのもアレなので、やはり同じ「ヤマノススメ」で「あおいちゃん」と「ひなたちゃん」とが(アニメ版では2回目の登山かな)登った高尾山を、やはりアニメと同じ「1号路で登り、6号路で降りる」というルートで歩いてみたいと思います。

この作品では下山の「6号路」で、「靴が壊れて困っていた、不思議系 森ガールの ここなちゃん(当時、中学2年生)」に出会うことになるのですが、果たして高尾山にはそんな娘が1人で歩いているものなのでしょうか♪

そんなことも実地調査しながら、痛風の治り具合を確認しに行ったわけなのですww

高尾山の登山道:一番有名なのが舗装道路を歩き続ける「1号路」で、「6号路」は「自然の中を歩いている気分」にさせてくれる道です。

インドア系 山ガールも登りやすい高尾山だから

高尾山は以前にも書いた通り「歴史ある修験道の山」であり、ボクが「日本最高、いや、世界最高のハイブリッド神」と呼んでいる「高尾飯縄大権現」が祀られている山なのです。

しかしハイキング山として、とてもよく整備されていますので、下のような売店や休憩所、そしてビアガーデンすらある、家族連れにもピッタリの山となっています。

これなら「不思議系 森ガール」がいてもおかしくないかもしれません。今回も、実際に女性通しのハイカーや、カップルや家族ずれもたくさんいました。

ケーブルカー駅近くのだんご屋さん:あおいちゃんが、ひなたちゃんから「お団子」をごちそうになったのは、おそらくココです。

その先にある売店:あおいちゃんが ひなたちゃんに、お団子のお礼に「ムササビのマスコット」を買ってあげたのは、おそらくココだと思います。

ビアガーデンもある:「流行り病」がなければ、通常夕方過ぎまでやっているので、痛風と完全におさらばしたら「夜景を見ながらビールを飲むためだけの登山」もやってみたいですねぇ。

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2.ラッキーチャームがたくさんある

高尾山は日本でも有数の霊山であるため、前述した「高尾飯縄大権現」以外にもいくつもの「幸運をもたらすアイテム」がたくさんあります。

この辺りも「高尾山に不思議系 森ガールを呼ぶ吸引力」なのかもしれません♪

たこ杉:昔、薬王院へ続く参道を天狗たちが切り開いていた時に、それを察したこの杉は「一晩のうちに根をくるくると曲げ、参道の邪魔にならないように道をあけた」という伝説があるようです。

その根の形が「蛸の足のよう」なので「たこ杉」と命名されていまが、「道を開く=開運」ということで開運の杉という扱いらしいですねぇ。

ひっぱり蛸:上の「たこ杉」が樹齢450年を超え弱ってきたため、観光客に触られることを防ぐフェンスが張られましたが、その代わりに「なでると幸運になる」という趣旨で作られたのがこの蛸。

本日は「流行り病」のせいか、触る人がほとんどいなかったですが・・・。

神変堂:役小角(役行者)を祀ったお堂。健脚祈願としては関東最高峰だと、ボクは思っていますので、当然、熱心に「痛風全快」を祈願しました。

三密の道:これは「流行り病」対策のアレとは全く関係ありません。

ここでいう「三密」とは真言宗の言葉で「身密(しんみつ)」「口密(くみつ)」「意密(いみつ)」を表し、それぞれ「正しい行い(身)」「正しい言葉(口)」「正しい心(意)」のことです。

「緑のおばさん」はこういう言葉が実はあるのだと知って使ったのでしょうか?

飯縄大権現様の像:先の「三密の道」を抜けると、あまり知られていないのですが「仏舎利塔」があり、その前に、この堂々たるお姿があるのです。

もちろん「ご本体」は山頂近くの薬王院の中にありますが、そちらは「秘仏」なので、我々はお姿を見ることができませんので、この場所こそが「高尾山の中心」だと、ボクは考えている次第です。

飯縄大権現についてはこちらに記事を書いております♪

倶利伽羅堂(くりからどう):縁結びのご利益があるらしいです。剣に絡みつく二体の竜は不動明王の化身ということですから、中央の剣は「降魔の三鈷剣」なのかなぁ? だとすると「縁結び」というよりも「人間の因縁を断ち切る」力の方がありそうです。ま、良い縁をつくるには、まず、悪しき縁を断ち切れ、ということなのでしょうね。

マッチョな天狗像:向かって右が「大天狗」、左が「小天狗」。天狗像は数々あれど、これほど力強い天狗像はそうないでしょうねぇ。見てるだけで元気になってきます♪

木の蛸:これも先の「ひっぱり蛸」と関係あるのでしょうか。持ち上げてから祈ると良いらしいです。

鉄の蛸:こちらは鉄製ですが、なによりもこれを奉納された「チャーリー礒崎さん」という方が気になります。

調べてみると「元マウンテンバイク世界選手権の日本代表選手」で、現在は「ロートアイアンアーティスト」という肩書の「鉄を使った工芸創作者」の方のようです。

薬王院の小天狗:デカくて力強くて最高です。小天狗の「メンバーカラー」は「緑青色(銅の錆の色)」だったのですね。

薬王院の大天狗:大天狗の「メンバーカラー」は「鉄さび色(鉄の赤錆の色)」でした。こちらも力強くて素晴らしいです。

高尾飯縄大権現様の石碑:薬王院の裏手から山頂に登るあたりにあります。6つの神様を「良いとこどり」した神様で、日本が誇る最高の「六神合体」です。

双代道祖神:上の石碑の近くにあります。双代道祖神信仰は信州地区が有名ですが、東京西部にも根強く残っているのですよ。

おそらく不動明王像:背後の「迦楼羅炎(かるらえん)」の色が実に良いです♪ 高尾山のご神体である「高尾飯縄大権現」は六体の神様の要素を備えた神様ですが、高尾山には不動明王関連のアイテムがありますので、飯縄大権現を構成する六体の神様の中では不動明王の影響が一番強そうな感じです。

琵琶滝とそのお堂:6号路を下っていくとふもと近くにある滝です。薬王院の水行道場のひとつで、どうやら一般の方でも申し込みをすることで「体験水行」ができるみたいです。

ふもと近くにあるお地蔵さん群:中央にあるのは「七福神のお地蔵さん」です。それぞれ顔の形が違っているのがわかりますか。ここまでくれば高尾山の麓まではあとわずかです。

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3.いいキャラがたくさんいる

高尾山は修行の場所であると同時に、ほのぼのとした行楽の場でもあるので、ゆるーいキャラもたくさんいます♪

ムササビのマスコット:あおいちゃんがひなたちゃんに買ってあげたのはもう少し小さいヤツだったと思います。60歳近いボクがこれをつけるのは、煩悩が邪魔をしてか無理ですねぇ。

猿も「流行り病」対策中:高尾山さる園近くにあった猿像。ま、いまや猫も杓子も、そして猿までも、マスクは必須のようです。

手作り感は美しい:たこ杉あたりで発見。こういうのは良いんだよなぁ。

山伏像:薬王院の山門を潜ってすぐのところにいらっしゃいます。山伏は憧れの職業ですねぇ。

眼力せんべい:これはかなり惹かれるポスターです。お煎餅に「霊的効能」があるとは!

なんでも目と口を描けばキャラになる:どこで撮影したんだろう? 多分ケーブルカー駅(山頂側)の近くかな?

もとは何だったのか:薬王院の売店で発見。やはり「小天狗は緑青色」「大天狗は赤錆色」がそれぞれの「メンバーカラー」のようです。

家出してきた中学生?:近くに懐メロの「若いお巡りさん」の歌碑があったので(作詞の井田誠一氏が八王子出身らしい)、お巡りさんに声をかけられた「家出中学生」をイメージしてしまいました。

しかしこの歌の中で登場するのは「家出してきた男子中学生」ではなく「家出してきた娘さん」でしたね♪

くれぐれも天狗には気を付けて!:以前、岐阜の東白川村で「つちのこ注意」の看板を見つけましたが、それに匹敵する「天狗注意」の看板。どう注意すれば良いのかは、次回までの宿題です!

のほほん感が良いなぁ:こちらの天狗も、饅頭を食べている人も、実に良いです。

御本堂仁王門の小天狗:こちらはファンキーな天狗像です。

御本堂仁王門の大天狗:歯を出した感じが良いです♪なんか相談事に乗ってくれそう。

後のレレレのおじさん:山頂で発見。レレレのレー。

さぶちゃん、貴方もですか!:ケーブルカーの麓の駅にいらっしゃいます。黄金色はいかにも大御所らしです。やっぱマスクしてるんですよね♪

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4.6号路で「ここなちゃん」を探す

で、今回の「本題」です。高尾山には「不思議系 山ガール」はいるのか?

ここなちゃんは「モモンガ」を探しに来た:アニメでは「高尾山にいるのはムササビだよ」的なつっこみがあったような気がしますが、ボクにはその区別がつきません。どうやら「モモンガ」の方が小さくて、より山深い場所にいるようです。

ここから6号路へと:高尾山山頂の手前にあるトイレ施設の向かいから6号路に入ってみました。あおいちゃんとひなたちゃんは6号路を通って下山する途中で、靴底がはがれて困っていた ここなちゃんと出会ったのです♪

自然の中を歩く6号路:全行程舗装された1号路とは違い、ここは「自然の中を歩いている感」が高い道です。モモンガがいそう?

ここなちゃんが困っていた場所か?:ま、よくわかりませんけど、靴底が剥がれ、この木に寄りかかって困っていたような感じがしましたので、ここをそう特定させていただきました。

しかしこの日は「不思議系 森ガール」はいませんでしたねぇ。

三人が手を取り合って渡った場所?:小川っぽい場所を石を伝って歩いた場所は多分ここかな? 

3人組の中高生女子はいませんでしたが、元気のいいご婦人グループはいらっしゃいましたねぇ。「欧陽菲菲はまだ現役なのか?」という会話が聞こえてきたような♪

高尾山における ここなちゃんとの遭遇確立は?

不思議系 森ガールはいませんでしたけど、中高生の男女グループや、20代の女性グループなど、ゆるふわアウトドア系が思った以上にたくさんいましたねぇ。

スニーカーとか履いていれば、普段着でも十分に登れる山ですから、森ガールファッションの娘がいてもおかしくない感じです。次回に期待しましょう♪

しかしボク的には先に書いた「欧陽菲菲おばさん達」の会話を聞けたのが、結構大きな収穫でしたかも。どちらにせよ痛風発作はまったくなく、ちょっと嬉しいです。

痛風も治ったっぽいので、近いうちに東海自然歩道走破にチャレンジしたいです♪