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●痛風が治ったことを確認するために天覧山と多峯主山に登る


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1.全体の行程

今回は「飯能駅」→「飯能銀座商店街」→「展覧山」→「多峯主山」→「飯能河原」→「飯能駅」という経路を歩いてみたいと思います。

ヤマノススメを痛風治療に活用してみる

インドア系で内気な高校一年生の女の子「あおいちゃん」が、幼馴染みの「ひなたちゃん」に半ば無理やり誘われて「山ガール」へと成長してく「ヤマノススメ」というコミック&アニメがあります。当然知ってますよね♪

この作品には実在の山が登場し、山ガールたちが登頂し続けて体力や技術を高め、少しづつ難易度の高い山にチャレンジしていくというストーリーになっています。

話変わって、初老の域に達したボクですが、長年患ってきた痛風も最近では徐々に回復してきたため、その治り具合を確認する意味で、ここ数週間、週末ごとにいろいろな場所を歩いているのです。

3週間前には赤穂浪士が歩いた道のりを踏破し、2週間前には石神井川を端から端まで歩こうとして挫折、先週はそのリベンジで隅田川を岩淵水門から東京湾付近まで踏破しました。歩くことは痛風治療にも役立っているのか、だいぶ足の調子もよくなってきましたねぇ。

それで今回は、ちょっとだけ登山風味のある場所を歩いてみようと思いたったわけです。

ただあまり無理はしたくないので、前述した「ヤマノススメ」で、インドア系で内気な「あおいちゃん」が、「あまり高くない山なら・・」と渋々承諾して登った「展覧山」を選んでみました。

飯能には「ヤマノススメ」が溢れています

この「ヤマノススメ」は埼玉県に実在する「飯能市」をその舞台にしているのですが、飯能市とのコラボレーションが上手に行われていて、作品中には飯能市に実在する場所が重要な位置づけで登場してきます。

ファンの人は、いわゆる「聖地巡礼」をしている方も多いようですね。ボクはその類の「オタク度」はあまり高くないので、聖地巡礼とまではいきませんが、今回登った「展覧山」は作品に何度も出てくる山ですし、往復の道のりにもいくつもの「重要ポイント」が点在していますので、「ちょい巡礼」程度で楽しんでこようと思います♪

果たしてボクは、インドア系内気な女子高生が登った山を無事に登ることができるのでしょうか♪(2021年5月29日)

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2.飯能駅周辺を歩く

飯能市の全体像:自然に囲まれた良い街のようですねぇ。ヤマノススメの中にもいろいろなウォーキングコースが出てきます。特に「コミック版」はお勧めです。

飯能銀座商店街:結構元気な「現役商店街」です。土蔵造りのカフェや、良い感じにサビれたビジネスホテルなどもあり、「商店街散歩」だけでも楽しめそうです。

ポスター発見:実はいたるところにヤマノススメのポスターやキャラクターが設置されています。これは次期シリーズの「ヤマノススメ Next Summit」のポスターですね。

あおいちゃんがバイトする店(のモデルになった店):作品中では「すすき」となっていますが、看板の形もそっくりです。

あおいちゃんとひなたちゃんが放課後ダべっている場所:「観音寺」にある白い象です。ここは作品でもかなり頻繁に登場する聖地中の聖地ですよね♪

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3.天覧山に登る

近衛兵の演習が行われた山:明治天皇が登頂されたことで「天覧」の名前がついたのですね。天覧山もヤマノススメでは頻繁に出てくる場所で、ファンにとっては聖地でしょう。

ここから登ります:天覧山自体は標高197メートルで、標高差もほとんどないので、運動靴で普通に登れる山です。作品中あおいちゃんが心配したようなクマに遭遇したり、遭難したりする心配は皆無です。

分かれ道:たしかこれも作品に登場したような。あおいちゃんと ひなたちゃんは一番最初は右側の道で登り、その後、山歩きにちょっとなれた時に、今度はあおいちゃんが一人で左の道を行ったような気がします。

十六羅漢像:分かれ道を左に行くと、すぐにこんな感じの岩が見られます。岩肌が大好きなボクとしては実に嬉しい光景ですねぇ。

ごつごつした岩肌と石造の曲線との対比が良いっすねぇ。

お、良い表情の石造!

この方が一番、ボクの好みのオーラを出している♪

天覧山山頂:駅からのんびり歩いてだいたい1時間。登山口からは20分弱で到達。痛風発作もなく、良い感じです。健康のために歩きたい人にはお勧めの山かも。

天覧山からの展望:低い山の割には展望は良いです。ヤマノススメでは要所要所でこの場所が出てきます。

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4.多峯主山に登る

天覧山を降りて山道を歩く:平らな土の地面なので実に歩きやすいです。ときどき目につく「マムシ注意」の看板が気になりますが、それをのぞけば実に良い散歩道です。

見返り坂:源義経の母である常盤御前が、あまりの景色の良さに振り返り振り返り上ったとされる坂ですが、現在は、木々が茂り振り返っても「木」しか見えません。結構、疲れる坂♪

奥多摩自然歩道というのがあるらしい:どこからどこまで続く道なのか、今度調べてみたいです。踏破してみたい気もするなぁ。

謎のキャラ発見:狐のようにも見えるけど、顔の丸みがちょっと違いそうだし、リスにしてはしっぽの表現が違うし。「飯能獣」と命名しました。

多峯主山:この標記で「とうのすやま」と読むのが不思議。パソコンの漢字変換でも出てこないし。これを読めるかどうかで「ヤマノススメのファン具合」がわかるかも。天覧山山頂から1時間弱ぐらいで到着。十六羅漢像の場所で石像とにらめっこしている時間を減らせば、もう少し早く着くこともできますよ♪

多峯主山からの下山中に神社発見:御岳八幡神社。ここも景色が素晴らしいです。多峯主山山頂から20分弱ぐらい。

ロッククライミング禁止の岩肌:やっぱり岩肌には男心をそそるものがありますねぇ♪

謎のキャラ発見:ゴンタ君の雰囲気もあるし、ノッポさんのテイストもある。どなたか名前を付けてください♪

コロナ標語:笑いで解決するという意気込みが、ボクにはとても共感できますが、最後の「白い息」の部分が「空気感染」を連想させてちょっと笑える。

無事下山:多峯主山山頂からは1時間弱ぐらいかな。このコースは「体力づくりを始めたい」人にとって良い道だと思いました。

ヒロシ!:野菜の露店販売ボックスはよく見ますが、ダイレクトにファーストネームを表示してある店は、ちょっと珍しいかも♪

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5.飯能河原に立ち寄る

ここからは舗装道路です:ガードレールがないところがほとんどのような気がしましたねぇ。ここは行政の方々に頑張ってもらいたいです。

実に良い河原があります:山遊びだけでなく川遊びも堪能できそうです。飯能市、実に素晴らしい♪

飯能河原と赤い橋:ここもヤマノススメの聖地ですよね。河原はかなりにぎわっていて、のんびりと河原でたたずむのであれば、ひとつ前の写真の場所あたりが良いかもしれません。

ここから飯能駅までは30分ぐらいですかね。無事に歩き続けることができ、痛風もだいぶ良くなり「インドア系の内気な女子高生」並みの体力には復帰したことが確認できました♪